「30祭」
「30祭 凱旋」
日時:2019年3月30日(土)
会場:イムズプラザ・三菱地所アルティアム
昨年、大人計画の30周年を記念して東京・青山のスパイラルで開催された「30祭(SANJYUSSAI)」が、イムズの30周年を記念して福岡にやってくる!というわけで、前々から楽しみにしていたにもかかわらず、日々の忙しさにかまけて前売り券を買いそびれ、ようやく購入した日は初日で、当日料金になっていた…_| ̄|○
3月20日に行われた松尾スズキさんのトーク「なんとかここまで起訴されず」も、前売り券は売り切れで、大人計画&松尾スズキってそんなに人気なの⁉と驚く。
私が大人計画を初めて観たのは1997年の『生きてるし死んでるし』だった。たぶん松尾さんが岸田戯曲賞を取った後で、あちこちから「おもしろい」という噂を聞き、本多劇場で寒空の下2時間くらい当日券に並んで観た。客席は満席で、みんなゲラゲラ笑ってたけど、わたしにはどこがおもしろいのか全く分からなかった。
その後、福岡(確か中央公民館)で『マシーン日記』を見て、なんとなく面白いかもと思うようになり、気付いたら松尾ワールドにはまっていた。松尾さんの劇世界は、毒々しくて過激な一方で、どこか愛が溢れているように思う。野田地図の『パンドラの鐘』や『農業少女』で観た役者・松尾スズキは、おもしろい動きも含めて非常にレベルが高くて、惚れた。
しかし、大人計画はアンダーグラウンドなマイナー劇団だと思っていたのに、気づけばクドカンはNHK朝ドラからの大河ドラマの脚本を書き、松尾スズキさんだって今や大河俳優だ。星野源は俳優として歌手として大人気だし、阿部サダヲや荒川良々もよくテレビで見かける。…そうか、大人計画はいつの間にかメジャーになっていたのか…。
前の週に、北九州に行く前に寄ろうと思っていたのだけれど、のんびりお買い物をしていたら思った以上に荷物が大きくなり、ゆっくり見るには微妙な時間になってしまった。2会場あるし、ゆっくり見たいなぁと思ってあなぴ前にイムズへ。
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