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「甘い手」

「劇トツ×20分」2021優勝公演/万能グローブ ガラパゴスダイナモス 第29回公演「甘い手」

 日時:2022年4月24日(日)17:00開演

 会場:北九州芸術劇場小劇場

 

 仕事の予定がどうなるかわからずチケットを買えなかったのだけれど、前日になって急に日曜日が休みになった。朝起きてtwitterみたら当日券が出るということがわかったので、行けるじゃん!!と喜んで予約した! 初演の時も予定が立たず、チケットを買えなかったんだけど、あまりの評判のよさに、やっぱり観に行った方がいいよねとギリギリにチケットを買って見に行ったっけ。

 劇トツ×20分の優勝ご褒美公演。ガラパは、北九州でやるのは初めてだったんですね。

 スピッツの「甘い手」をモチーフにしたのかどうかわからないけど、劇場内に入るとスピッツがずっとかかっている。古い曲が多いみたいで、
ここ20年ぐらいスピッツをきいている私も知らない曲がちらほら。

 学園モノって不思議と、学生時代からちょっと離れた年代の人がやった方がしっくりくるように思う。あのころを客観的に見られるようになってるからかもしれない。いいおとなが制服を着て大げさに青春時代を演じるのも面白い。リアル高校生がやったらちょっと生々しくて、たぶん笑えない。

 自分らしくいることを選び取る芝居なのかな、と思った。
 あの頃なんだか気恥ずかしくて、カッコつけたくて、学校の友達の前では殻をかぶってた人が、本当はマイメロ好きだとか、筋金入りのコスプレオタクだとか、ペットのウサギの死を悲しんでるとか、遠くから君を見てたとか、許されぬ恋に身を焦がしてますとか、そんな本当の自分をさらけ出して、そんな君のことをまわりの人はちゃんと応援してくれるよ、だから大丈夫!っていう芝居だったように思えた。ラストに、文化祭でボヤさわぎっていうのは、コメディをやってる川口くんのブラックな本性が出てて苦笑いなんだけど、この芝居の本質だなと思った。

 生徒たちや若い先生たちを見守る駄菓子屋のおばちゃん(杉山英美)がとてもいい。クツワダ高校のハチャメチャな面々を、時に冷静に、時に焚きつけながら見守る温かい視点。

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