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「満月珈琲店の星詠み」

望月麻衣「満月珈琲店の星詠み」(文春文庫)

 日時:2021年6月26日(日)

 

 またもや職場の人に持たされた本。その日は自分で1冊手に取り、あと2冊おすすめを持たされたのだが、”(物理的にも内容的にも)軽いやつ”と言ったら、これを持たされた。

 

 最初は全く読む気がなかったのだけれど、開いてみたらカラーページに星座とか惑星が出てきた。さらに本文を読んでみると、登場したのは仕事に行き詰まるアラフォー女性。ちょっとぐっさり。ただ、ここ数年占星術にはまっているのもあって、読み進めてみたら、仕事に恋に悩む人たちが、突如目の前に現れた”満月珈琲店”で、おいしいスイーツに癒されながら、自分のホロスコープを読み解き、新しい一歩を踏み出すみたいなものがたりの連作集だった。ほんとうにさくっと読めて、面白かった。

 登場人物たちはあるエピソードでみんなつながっていて、一つの物語の登場人物が次の物語の中心となり…みたいにお話がつながっていくのも割と好きなパターン。占星術に使われる惑星が登場人物のキャラクターに反映されていて、星読みがわかりやすく表現されているのも◎。

 占星術は未来を読み解くものというより、自分自身について知り、自分に合ったやり方で未来を切り開くヒントになるものなんだなということを強く感じた。

 

 それにしても、職場の人のおすすめヒット率には脱帽。自分で選んだ1冊は大外れで、ぜんぜん私好みではなかったのだが、持たされたもう1冊もちょっと読んでみたらめちゃくちゃ興味惹かれる内容で、やめられなくなっている。すごい。

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