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「ポイズンゼファー」

南無サンダー「ポイズンゼファー」

 日時:2020年3月21日(土)16:00開演

 会場:箱崎駅東口特設テント

 

 「新聞記者」を見終えたのが14時半ごろ。しばらくぶらぶらしていたが、ここまで来たならもう南無サンダー観に行くか。箱崎までの所要時間はおよそ30分。おっと、のんびりしてたらぎりぎりだ!

 

 会場の箱崎駅東口に着いたのは15時50分ごろ。おなじみのテントが、大きくてなんだかしっかりしたものになってる⁉

 入口まで行ってみたら”開演中”の札が下がっていて、中から歌声が聞こえてくる。え?もう始まってる?また遅刻?と思ったら、前座だったらしい。「どうぞお入りください~」と言われて、中へ。

 中にはけっこうたくさんの人と、テレビカメラがいた。

 BBBという2人組のバンドの人が、ギターを弾きながら歌っていた。

 

 16時になり、恒例の安部さんによるエッサッサで開演。エッサッサの声が駅舎に反射するのか、とてもよく響く。

 ものがたり

 汚部屋で暮らすトクコ(庵原陽子)は、人生に疲れ、アルバイトに幸恵(坪内咲会子)を雇って部屋の掃除を断行することにした。部屋にはクモ(安部将吾)やゴキブリ(津田三朗)が住み着いており、便器(山崎慎也)には汚れがこびりついているが、彼らはトクコがこの部屋に住み始めてからずっと彼女のことを見守っている存在だった。しかし、常に彼女の部屋でにぎやかに騒ぎ立てる彼らを一掃するため、トクコは幸恵とともに今立ち上がる!

 

 冒頭、BBBの生演奏をバックに庵原さんが歌う。ナイスな生演奏に、ミュージカルか?と思わされるが、歌詞を聞けば、「眉毛ない女がアイス買う」歌じゃないか!以前南無サンダーを観た時にも、前座で庵原さんが歌っていた曲だ。なんだかいい感じの曲がついていた。

 投げ銭システムにもだいぶ慣れてきた。会場入りと同時に投げ銭を準備。「投げ銭タイムは突然やって来るよ!」と書かれていたが、それは本当に突然やって来た。プロジェクターで映し出される映像!おお、ハイテク!と感動していたが、そうか!ここで投げ銭を投げてGをやっつけるのか!すごい!これは投げたくなるぞ!

 小道具のクオリティも格段にアップしている気がする。便器はともかく、クモやゴキブリの被り物はなかなかの出来。後ろで見ていた子どもは、クモ&ゴキブリ&便器が袖から客席に出てきたときに「怖い」と言って泣き出した。

 

 時折頭上を通る飛行機の轟音にも負けず、いつもの感じで叩いたり戦ったり叫んだりしていたが、クライマックスでは様々な自然災害が襲ってきた。地震、雷、火事(本火!)津波(バケツの水)、雨(ポンプシャワー)、風(扇風機)…ぐしゃぐしゃになりながらそれらに立ち向かう男たち。そして最後になんと幸恵の愛車・原付バイクが登場した。木製のかなりリアルな原付バイクをのっけた御輿に女子二人を乗せて、必死の形相で担ぐ男子3人を観ていたら、なんだか泣けてきた。私だけじゃなくて、客席から鼻をすする音が聞こえていた。隣の席の人は目頭を拭っていた。まさか南無サンダーを見て涙する日が来ようとは…。

 コロナウィルスの影響で公演の中止や延期が相次ぐ中で決行された今回の公演。いろいろあるけど全力で頑張ってる感じが伝わって、いい公演だった。箱崎とどんどん良い縁がつながっているのもいいなと思えた。また行きます。

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