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「モマの火星探検記」

少年社中×東映プロデュース「モマの火星探検記」

 日時:2020年2月16日(日)16:30開演

 会場:福岡市民会館

 

 少年社中という劇団名は知っていたけれど観たことはなく、しかも東京の小劇場劇団だから福岡で観ることはないと思っていた。ところが去年、ももちパレスで公演があったらしい。チラシも宣伝も全く見かけず、見かけた時には公演日も近く、乃木坂の生駒里奈さんが出演なんてもうチケットなさそうだし、そもそも仕事も忙しい時期で、しかも平日とか無理だと早々にあきらめた。

 その少年社中がまた福岡に来るという。しかも小須田康人さんがご出演だという。それはぜひ行かなければ!と早々にチケットを購入した。 

 

 会場の福岡市民会館に行くと、いつもならずらりと入場列ができてるのに誰も並んでなかった。あれ?会場に入ると2階席(市民会館の客席は現在全部つながっているけれど、いちおう123階と名付けられている)より上はがらんとしていた…。私は高い手数料を払ってチケット購入して、19列目だから結構いいなぁと思っていたのだけれど、私の後ろ3列くらいしかお客さんが座ってなくてがっくり。しょっちゅう劇場に通っている私でさえ、今回もチラシを見かけなかった。どこに折り込まれてたんだろう?

 

 芝居はすごくよかった!

 派手な照明と音楽、おしゃれで豪華な衣装、キレキレのダンス…ファンタジー色の強い物語は、なるほど小劇場出身、しかも早稲田の劇研出身だって!

 

 宇宙飛行士の毛利衛さんが書いた童話が原作ということだったけれど、おそらく毛利さんの原作がベースになっている宇宙パートと、劇団の過去作品をベースにした、ロケットを飛ばそうとするユーリ(生駒里奈)を中心とする子どもたちのパートが交差する物語。特に宇宙パートは2度宇宙に行った毛利さんの人生観や自然観が色濃く反映されていて、素直に感動した。こういうの、中高生に見せたいなぁと思った。この公演はチケットも高くてなかなか気軽に見に行けって言えないけど、劇団のレパートリーとしてもう少し規模を縮小して、学校公演とかやって欲しいと思いました。

 

 役者さんたちは、劇団員とゲストの若手イケメン俳優さんが半分ずつという感じ。生駒さんはさすがアイドルグループのセンターを長く務めていただけあって、独特な空気の作り方をする。小須田さんもゲストだけれど、多国籍な宇宙飛行士チームの中で日本人の船長という役どころ。冒頭では若手に交じって激しいダンスもこなしていらっしゃいました!

 おそらく劇団員さんたちが演じていると思われる超有名SF大作映画のキャラクターを思わせるテレスコープとマイクロスコープがすごかった。コント全然面白くないし(褒めている)。

 メインキャストはゲストの若手が多い中目立ってるおじさんがいて、途中から重要な役っぽいと気づいたが、劇団の旗揚げメンバー:井俣太良さんという方だった。ピルグリムの黒マントのように登場。実は…。発声や芝居が小劇場。というか、早稲田の劇研だし、世代からすると第三舞台やキャラメルボックスに影響を受けてるんでしょうね。

 アドリブの日替わりネタがあったりするのも懐かしの小劇場っぽいなぁ。

 

 また福岡に来ていただきたいです。その時はもっとちゃんと宣伝して、お客さんいっぱい入ってほしいと思います。

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