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「70点ダイアリーズ」

劇団きらら「70点ダイアリーズ」

 日時:2020年1月12日(日)13:00開演

 会場:ギャラリーキムラ

 

 劇団きららの公演は毎年ゆめアール大橋で観ているけれど、今年は2月の福岡公演に行けそうにない。成人の日にからむ3連休、特に予定もないので熊本まで行くことにした。

 

 朝起きられず、のろのろとしていたら、10時のノンストップひのくに号に乗れなかった。次のに乗ったが、通町筋まで2時間半以上かかった。熊本、意外と遠かった…。ギャラリーキムラはバス停から歩いて5分ほどだったので、どうにか間に合った。

 

 とても良かった!毎回きららを見て、毎回すごくいいんだけど何か引っかかるものを感じていたのだけれど、今回は素直に良かった。熊本まで見に来てよかったなぁ…。ホームということもあるのでしょうか?不思議とホームで観たほうが良いんですよね。

 

 2月8日(土)~9日(日)にゆめアール大橋にて福岡公演、4月17日(金)~19日(日)に花まる学習会王子小劇場にて東京公演あり。

 

 

 ものがたり

 大学を卒業して就職し、キャラ変えて頑張っていた野村(磯田渉)だが、先輩社員へのある一言がきっかけで声が出なくなり、休職を余儀なくされる。休職中、声が出なくてもできるバイトを探してたどり着いたのが運転代行。千春(池田美樹)と千夏(オニムラルミ)の姉妹が親から引き継いだその会社では、みんな彼によくしてくれた。20代の女性・まめこ(なかむらさち)は2種免許を持ち、軽トラから高級車まで、どんな車も物怖じせずに運転する、明るくかわいらしいひまわりのような女性。40代のくたびれた男・佐羽根(菅野貴夫)は東北から女を追ってこの街にやって来たという。

 勤務時間は19時から午前4時。町が寝静まる時間に働く人たちの、人生の休み時間のものがたり。

 

 いつも何かのお仕事の裏話がでてくるのですが、今回は運転代行のお仕事。私はお酒を飲むときは必ず車を置いていくので、運転代行を利用したことはないのだけれど、何度か知人が利用するときに一緒に代行の車に乗せてもらったことがある。お客さんが寝ちゃったとかよく聞くよね…。それ以外にもあれやこれや、へぇ~~~な業界の裏話が楽しい。

 なかむらさちさんがとてもかっこよくて、それでいてとても子どもっぽい表情をするのがものすごくかわいらしかった。事務所の裏で千夏さんと佐羽根さんの話を盗み聞きするシーンでは、ついオニムラさんと菅野さんに目が行ってしまったのだけれど、中村さんの表情を見るべきだった。

 菅野さん演じる佐羽根がすごくいい人で、素直に切なかった。

 オニムラさんも変にひねくれてなくて、でもやっぱりいつものオニムラさんで、切なかった。

 

 いつもながら衣装がかわいい。池田さんはいつもおしゃれだ。グリーン系でまとめられた衣装は、モスグリーンのニットベストが素敵。アクリルの大きな指輪が蛍光色に光るのがおしゃれ。池田さんは「全部そこの上通りで買ったんですよー」とおっしゃってました。

 それから、今回は音がとても印象に残りました。きららの音楽はいつも素敵ですが、いままでもこんなにたくさんの音を使ってたかな?会場のせいで聞こえ方が違ったのか?

 

 終演後は、ギャラリーキムラさんのご厚意ということでドリンクのサービスあり。お言葉に甘えてのんびり赤ワインを頂きました。グラスになみなみ、ごちそうさまでした。

 

 その後、熊本市街散歩の途中に立ち寄った長崎次郎書店には、読みたい本がずらりと並んでいて、考えた末に買い求めた本を帰りのバスの中で開いたら、なんとショッキングな出来事で声が出なくなる男性が登場して驚きました。

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