「メタルマクベス disc3」
「メタルマクベスdisc3」
日時:2018年12月30日(日)14:00開演
会場:ステージアラウンド東京
2018年最後の観劇は豊洲。思えば、観劇初めも豊洲だった。2018年は豊洲に始まり豊洲に終わった。
disc3はライブビューイングで予習したからばっちりだぜ!
座席は22列目。センターブロックじゃないけど、通路横だからまあ真ん中らへんだ。スクリーンに映る映像への没入感がすごい。エレベーターのシーンでは本当にエレベーターに乗っている気分になれる。disc1では前列はしっこすぎてステージ全体が見渡せなかったけど、今回は全体がよく見える。
浦井さんは、ライブビューイングの時よりリラックスしている感じがした。冒頭の殺陣も早い!歌ものびのびしているし、ちょいちょいお茶目でかわいい浦井さんが顔をのぞかせているように見えた。かわいいなぁ…。なんかもう、ランディなでなでしてあげたいよ…。
disc1では1幕のどこに出ているのかさっぱりわからなかった小沢道成さんは、ライブビューイングで予習したのと、事前に友人に見どころを教えてもらっていたので、ちゃんと見つけられた。2幕ローマンの最期の場面はすごく切なくて泣けました。
あと、個人的に磯野慎吾さんがすごく好き。どの作品を見ても磯野さんにはどういうわけか心を奪われる。
浦井さんはランダムスターとマクベス浦井でちゃんと芝居を変えてるんですね。歴代のランディもみんなそうだったんだと思いますが、ラストに近づき、ランダムスターがパール王やグレコと対決する場面では、ランダムスターはマクベス浦井になっちゃってるんですね。あれが妄想に取りつかれたマクベスの狂気なんだなぁと改めて思いました。
あと、80年代パートのマクベス浦井とロースの関係が、マクベスがローズに一目惚れして一途にベタ惚れな感じがして好きでした。なんかもう、ローズを喜ばせるためだったら何でもやっちゃうよ!病んじゃっても、大好きだよ!っていう感じがあふれてた。他のマクベスはもうちょっと軽いというかチャラい感じがするのですが、浦井さんは真面目で純情な感じがする。対する長澤ローズが容赦なくツンツンしてるのも、潔くてかっこいいし、もしかしたらマクベスのこととか全然男として好きじゃない感じもする。
そんなこんなで芝居を堪能し、終演時に時計を見たら18時。え?友達と18時に神保町で待ち合わせなんですけど…。完全に時間を読み違えてました。1時間遅刻しました…。ごめんなさい。
浦井健治さんのことは前々からわりと好きではあったのですが、今回のマクベス浦井で完全に惚れてしまいました。2019年はすでにミュージカル3本が決まっているようです。うち『ヘドヴィグ・アンド・アングリーインチ』は福岡公演が予定されているとのことだったのですが、続いて『笑う男』も北九州公演が決定!嬉しい!!
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