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「メタルマクベス disc1」

劇団☆新感線「メタルマクベス disc 1」
 日時:2018年8月9日(水)12:30開演
 会場:IHIステージアラウンド東京

 ステアラ、髑髏城の次はメタルマクベス!
 しかも、disc 1 には橋本さとしさんが21年ぶりに新感線に出演!マクベス夫人に濱田めぐみさん!橋本じゅんさん、植本純米さん、小沢道成さん…と、私の好きな役者さんてんこ盛り!観たい!絶対見たい!
 夏休み、手に入りやすいであろう平日昼間のチケットを狙い、無事にゲット。しかも6列目!しかも通路席。端っこだったけど。

 しかし!
 前日、仕事を終えてから最終便で上京する予定が、台風のため飛行機が飛ばないかも、という連絡。前日の仕事は通常より早く終わることになっていたので、帰省荷物を担いで出勤し、仕事終わると同時に空港にダッシュ。果たして、私が乗る予定の飛行機は欠航が決定しており、早い便に振り替え可能。ちょうど空港に着いた時間に出発予定だった便がおよそ1時間遅れていて、乗ることができ、無事に上京できた!

 翌朝、新橋からゆりかもめで豊洲入り。いつもは豊洲から歩くけど、市場前からだとすぐだね!
 
 

 冒頭、3人の魔女。初演と衣装が全然違う!(後で知ったのだかが、この衣装はベビーメタルのパロディーだったらしい) 植本純米さん、いつもながらかわいらしい。とても50過ぎのおっさんとは思えない…。山本カナコさんも猫背椿さんもかわいい。歌もダンスも素敵。

 ランダムスター=さとしさん登場。かっっっこいいい~~!
 殺陣、からの歌!殺陣をしながら歌う!大変そう…。
 エクスプローラー=橋本じゅんさんとのからみ、というか無駄にじゃれ合ってるシーンが多くて楽しい。私はさとしさんが新感線に出ているのを観たことがないのだが、ふたりの息の合った様子から、さとしさんは21年前もこんな感じだったんだろうなぁと思わされた。そして、さとしさんはやっぱりいつものさとしさんだった。
 王様専属シンガー冠君が戦況を報告する歌を歌うシーンは、かっこよくてかつお茶目。ダンサーさんたちのダンスもかっこよくて、もうどこを見ていいかわからない!
 
 ランダムスター夫人=濱田めぐみさん。かーわーいーいー!!!
 思えば、濱田さんとの出会いは劇団四季の「美女と野獣」だった。開演前にキャストを見た四季好きの友人が「今日のベルは○○さんじゃない!誰この人?福岡シティ劇場には九州出身の役者さんを集めてるから抜擢されたの?(濱田さんは北九州市出身)」と文句たらたらだったのに、終演後は私も彼女も「濱田さん、素敵だったね~~(*^^*)」と、歌うまい、芝居うまい、ダンスうまい、しかも美人と四拍子そろった濱田さんにうっとり。その後も「アイーダ」「ウィキッド(←どうしても濱田さんが観たくて東京まで観に行った)」と、四季の公演で濱田さんを観たけれど、四季を退団されてからはチャンスがなくてお会いできていなかった。今回、ランダムスター夫人ということで、本当に楽しみにしていた。
 ランダムスター夫人は、とにかくかわいらしく、かつエロくて、強くて、ほんっとうに魅力的。ああいう女子を目指したい。旦那様ラブラブで、ランダムスターの帰宅を迎えるバカップルシーンはホント好き。
 一方のローズは、黒に銀ラメのシャネルっぽいスーツが似合う、おとなの女。かっこいい。のちに、睡眠薬の飲みすぎでおかしくなっちゃったシーンでは、ああ~それ着ますか…。微妙に北九州弁交じりなのがちょっと嬉しい。
 歌も貫禄あって、さとしさんとふたりで歌うシーンは本当に素敵だった。濱田さんも声が多彩なところが魅力だなぁーと思いました。

 初演といろいろ変わっているところも(たぶん)多々あった。衣装とか、初演の映像を見ると今回いかにパワーアップしてるかがよくわかる。初演の時は「マッドマックス」を知らなかったのだけれど、今回は2218年の豊洲とマッドマックスの世界観を重ねてみることができた。1980年代のメタルバンド・メタルマクベスの世界観もちゃんと1980年代の音楽シーンと重なるのも嬉しい。
 メタルマクベスのデビューCDが、魔女の予言の言葉としてランダムスターの頭の中でずっと鳴り響き、日夜地下の自分の部屋に籠ってアルバムを聴き続けギターを弾き続けるとか、パール王やグレコと戦いながら、ランダムスターにはバンド・メタルマクベスのメンバーの顔が見えていて、うわごとのようにメンバーに語り掛けている様子とか、まさに魔女の予言に翻弄されるマクベスの狂気。「俺だよ、さとっさんだよ」とつぶやくランダムスターはそのまま21年ぶりに、50代になって新感線に戻ってきたさとしさんと重なって切なかった。
 それにしても、メタルマクベスのCDアルバムは、シェイクスピアのマクベスをミュージカル化した楽曲アルバムになっていて、絶対楽曲のCDを発売して欲しい!と思いました。初演のパンフレットのおまけでついていたDVDがすごくよかったので、ああいうのをまた作って欲しいなぁ…。
 それにしてもちゃんと『マクベス』なのがすごい。『マクベス』はもう何度も観ましたが、初めて観たのはメタマク初演でした。まぁ、その後に見た『マクベス』も、能舞台だのひとりでマクベスだのマクベスを演じる現代の男だのひとつとしてストレートなマクベスはありませんが、どんな演出で演じられても多少台詞をカットしても、シェイクスピアのマクベスに描かれている本質は全く色あせない。すごい戯曲だなぁと思います。

 レスポールJr.=松下優也くん。私は初演で、この役を演じた森山未來くんに恋してしまい、現在に至るので、開演直前に松下くんが歌って踊れる人だと知って期待していた。ダンスシーンはかっこよかったし、ハイトーンの声がきれいで歌もお上手。元きよしの歌とダンスがなかったのが残念。
 グレコ=山口馬木也さん。いろんな時代劇系舞台で、渋くてニヒルで寡黙でめっぽう強い人、みたいな役をたくさん見てきた。最近はテレビや映画でもご活躍。やはり渋くて殺陣がめちゃめちゃかっこいい!あんまりしゃべらない人のイメージがあったのだけれど、グレコはちょっとお茶目なところもあって、馬木也さんの新しい一面を見られた。バンドメンバー・マグダフ山口のちょっとアタマ悪そうなチャラい感じが意外で新鮮でした。
 そのグレコの息子を演じた小沢道成さん。前半では結局どこに出てたのかわからず。グレコ夫人=猫背さんとの息もぴったり。disc3にもご出演とのことなので、楽しみ。

 個人的に最もツボだったのは、メタルマクベスの新メンバー。新アルバム発表記念ライブのシーンで、マクベス橋本のヘアスタイルは、ちょっと前の高見沢さんみたいだなーと思いながら見ていたら、端っこにいる人たちがどう見てもアルフィーの3人だった。しかもギター二人とベース。高見沢さんにはぜひこれを劇場で観ていただきたいと思いました。
 
 帰りは都バスで東京駅まで。築地~銀座~有楽町を通る楽しいバス旅でした。
 disc 2 も気にはなりますが、たぶん次に豊洲に行くのは年末。 チケットもゲットした。
 浦井健ちゃん&長澤まさみさんに会えるのが、今から楽しみです。

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