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「THIRTY30FIFTY50」

SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR "THIRT30FIFTY50"
日時:2017年9月3日(日)17:30開演
 会場:マリンメッセ福岡

 スピッツを知ったのは大学生の時で、ちょうど「涙がキラリ☆」とか「ロビンソン」とかがヒットしていた頃だと思う。有線とかでよく流れていて、よく耳にしていた。流行りっぽいバンドかと思いきや、意外に攻めたギターサウンドが好きだった。
 ボーカルの草野マサムネさんが高校の先輩だと知ったのはもう少し後になってからのことだ。

 時々にヒットするシングル曲が好きで、気づけばアルバムを買うようになっていた。最近になって、けっこうしょっちゅうライブをやっているということを知り(とあるテレビ番組によれば、日本のバンドで通算ライブ回数が多いトップ3のはアルフィーとスターダストレビューとスピッツらしい)、そりゃあ一度行かなくちゃと思いたったけれど、チケットが買えなかった。
 今回、家のポストに入っていたフリーペーパーの広告を見て、チケットを申し込んでみたら当たった!当たってから会場を確認したら、マリンメッセだった。え~アリーナかぁ・・・だからチケットがいっぱいあって当たったのか~・・・アリーナは広すぎて好きじゃない・・・と思っていたが、受け取ったチケットを見たらなんとアリーナ9列目だった!バンザイ!
 ちなみに、会場入りして分かったのだが、チケットはソールドアウトで立ち見まで出ていた。す、すごい…。

 ついては、ブックオフでスピッツのCDを買いまくって予習。挙句、同じCDを2枚買ってしまうという失態を犯しながら、聞いてびっくり!ほとんど知ってる曲ばっかりだった。自宅の押し入れをひっくり返したら、アルバムを録音したカセットテープがたくさん出てきた。私はだいぶスピッツファンだったらしい。

 そんなこんなで自転車でマリンメッセ。来たのは2度目だが、前回は”全国陶磁器フェア”というイベントだったので、コンサートは初めて。グッズが外のテントで販売されていた。事前に調べて、コンサートの演出に使うらしいLEDピンバッヂと付箋を購入。物販のお姉さんからピンバッヂは会場に入るまで点けないでときつく言われる。
 アルフィーのコンサートでは、サインライトを点灯する時には指示があり、それ以外に点灯するのはマナー違反なのだが、さて、このバッヂはいつ点灯すればよいのだろうか?よそのコンサートのお作法が分からない・・・。
 場内に入ると、客席はわりと若い人から50代くらいまで、いろいろいる。男女比も4:6ぐらいか、意外と男性が多い。

 9列目とはいえ、スタンドぎりぎりの端っこ。真正面は舞台が切れていて、下手舞台上もベースがずらりと並ぶ、ローディーさんたちが控えている位置。ここまで舞台上で見せちゃうんだ。ライブバンドっぽいなぁ。

 開演直前、キョードー西日本のスピッツ担当者だという人の前説。スピッツはデビュー30周年だとか、今日は通算1003本目、福岡では103本目のコンサートだとか。結構長い・・・こんなの初めてだよ・・・。

 で、開演。
 ステージ上にある3つのミラーボールに光が当たり、会場いっぱいにキラキラの光線が広がる。
 登場した三輪テツヤさんがLEDバッヂを光らせていたので、つけていいんだと判断してスイッチON。コンサート中はずっと点けっぱなしで良かった。

『醒めない』
 最新アルバムからタイトル曲。

『8823』
 すごく広いアリーナにびっちりお客さんが入ってて、サイドや真正面のスタンドの人たちはさぞかし遠いし見えにくいだろうにと心配していたが、ステージ上方にランダムにたくさんぶら下がっていた網が実はLEDスクリーンで、ステージに設置されたカメラの映像が映し出されたのでびっくりした。普通のスクリーンとはちょっと違うけど、映像もひとつの装置で演出になっていた。
 あと、ベースの人がものすごく暴れていたのにもびっくりした。マサムネさんはマイクの前から動かないし、テツヤさんはギターに夢中だし、崎山さんはもちろんドラムの前から動けない。ベースの田村さんは一人でやたら動き回っていた。小柄なのに。ベース重いでしょうにあんなに飛んじゃって。若手俳優の太賀くんに似てるなぁと思って見てました。

『涙がキラリ☆』
 ああ・・・。サビの印象が強い曲だけれど、すごくいい歌詞だ。”君の記憶の片隅に居座ることを 今決めたから”とか、ほんと”せつなさにキュッとなる”。

『ヒバリのこころ』
 これがデビュー曲だったかな?

『ヘビーメロウ』
『スカーレット』
『君が思い出になる前に』

 このへんでMC?(うろ覚え)
 マリンメッセでのワンマンライブは今回が初めてだったらしく、こんな大きい会場でやれるなんて、としきりに言っていた。初めての福岡でのライブはももちパレスで、4人でハイエースに乗って、自分たちで運転してきたとか。通算1003本目のライブっていうのはネットの情報なので、実はよく分からないとか。
 あとは、マサムネさんが子供の頃、能古島にカブトムシを取りに行ったのに、全然取れなくてぶすくれてバンガローで寝ていたら、すごく大きなムカデが出た話などを、なんか無理やりな博多弁で。
 ゆるゆるなトークの後は、「季節外れだけど、西公園の桜でも思い出しながら聞いてもらえたら」と

『チェリー』
 ”曲がりくねった道”も”夢を渡る黄色い砂”も”生まれたての太陽”も、私の学生時代のなかにあったものばかりだ。あれから30年も経ってしまった今、”想像した以上に騒がしい未来が僕を待ってる”という歌詞はリアル。

『スターゲイザー』
『惑星のかけら』
『メモリーズ・カスタム』
『波のり』
 『波のり』のイントロが流れた時、前の席に座っていた筋金入りのファンっぽい人が「ええ~!この曲やるの!?」とすごくびっくりしていた。それほどレアな曲だったみたい。演奏後、マサムネさんも「すごく久しぶりにやりました。封印してたわけじゃないんだけど」とおっしゃっていた。

 MC。しかし、MCがゆるい。きっとしゃべるの苦手なんだなぁ・・・。
 (ここでしゃべったことじゃないかもしれないけど)未だに素人っぽさが抜けず、たまに歌番組に出ても慣れないという話。「最近は出演者の中で俺らが一番年上。俺らより年上の人と一緒に出してくれればいいのに~。アルフィーとか」
 !!!!!ここでマサムネさんの口から”アルフィー”の名前が出るとは!アル中の私としては超嬉しい!
 あとは、マサムネさんが、花丸大吉さんの福岡県人会に呼ばれて、いつも行かないのも申し訳ないから行ってみたという話。「若手芸人が草野さんに失礼なことをした、とテレビで言われてたらしいけど、俺は楽しかったことしか覚えてない。原口あきまささんとカラオケでクリスタルキングの『大都会』を一緒に唄ったの」だそうです。

「この曲を出した頃にはやってた曲は~」と、マサムネさんがZARDの『負けないで』を歌いだし、続けて
『ロビンソン』
『猫になりたい』
『楓』
『夜を駆ける』
『夢追い虫』

 それにしても、マサムネさんは一人でずーっと歌ってて大変だ。意外とアコギを手にすることが多いのにも驚いたし、激しいギタープレイを見せるのもちょっと意外だった。そういう音は主に三輪てっちゃんが出してると思ってたので。

 MC メンバー紹介&メンバーそれぞれのMC
 田村さんは、「うーん、これいいのかな?」と言いつつ、「マサムネの元カノの人~?」と客席に問いかけていた。客席、無反応。というか、フリーズ。・・・。

『正夢』
 キター!この曲は今日、絶対に聞きたいと思っていた。天井からピンクと白の紙吹雪が舞う。
『運命の人』
『恋する凡人』
 この3曲の流れに、完全にノックアウト。特に、『恋する凡人』はもともと好きな曲だった上に、第三舞台の解散公演でも使われた、私にとっては二重に思い入れのある曲で、これがライブで聞けるなんてもう大大大感激。わりとおとなしい客席そっちのけでひとりで踊り狂った。いい汗かきました。

 マサムネさん「俺はまだまだ大丈夫なんだけど、みんなまだいけるかな?」 
 ・・・なんて優しいのでしょう。なんて気ィ使いなんでしょう。まだまだ大丈夫に決まってます。

『けもの道』
『俺のすべて』
『1987→』
 このあたりからようやくハードな曲が登場し、客席も暴れだした感じ。そうだよ、ライブってこれだよ!!
 (確か)『1987→』では、袖でスタッフも総出で手拍子。田村さんがジャケットを脱ぎ、下に来ていた1987→のロゴが入ったTシャツ姿になる。そして大暴れ。ひとりのスタッフさんが冷静にベースのコードを延ばしていたのが印象的。

E.C
 ちょうど私の席の正面がステージへの出入口になっていて、舞台上に出入りするメンバーがよく見えた。
 マサムネさんはホークスのユニホームを着て登場し、「今、一番好きな言葉は?って聞かれたら”サファテ”。愛でも勇気でもなくて”サファテ”」と言った。

『SJ』
 これも最新アルバムから。最初と最後を新しい曲を持ってくる。うまいなぁ。
『君は太陽』
 で、終演。マサムネさんはピックを、崎山さんはドラムスティックを客席に投げていた。 

 終演後、自転車置き場で聞こえてきた言葉に振り返ったら、知人がいた。20歳男子。君たちと一緒にスピッツを聞いてたなんて、「元気をもらえましたよね」って、私とおんなじことを思うなんて、なんだかしみじみする。スピッツすごい。ぜひまたコンサートに行きたいと思います。同じ場所で、同じ時間を共有したひとと一緒に。

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