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「髑髏城の七人」

「髑髏城の七人-season花ライブビューイング」
 日時:2017年5月15日(月)13:00開演
 会場;Tジョイ博多

 花髑髏、見に行きたいけどちょうど忙しいシーズンだし、そもそもチケット全然取れないだろうし…ということであきらめていた。が、なんとライブビューイングがあるという。でも平日。しかも月曜日。無理・・・じゃない!その日は代休で仕事は休みだ!行ける!!!!

 というわけで、いかなることがあっても観に行きたい!と、手数料を支払って先行予約でチケットを入手。

 会場に入ってみると、座席が埋まっているのは後ろ半分だけだった。私の席は端っこだったので、だったら当日で前方センターの席を取ったのに・・・とぶすくれる。
 スクリーンにはすでに客入れの様子が映し出されている。広いなぁ・・・。後ろのほうの席だったら、だいぶステージが遠い感じだ。
 しかし、始まったら席が端っこだとか、場内の足元照明がまぶしいとか、スクリーンちっちゃいとかもう全然気にならず、夢中で観た。

 脚本・演出はワカドクロ版と同じようだった。
 天魔王(成河)がすんごく悪い奴だ。いいところがかけらもない。
 私は圧倒的に成河くんが好きなのに、顔はメイクもきつくて半分は特殊メイクだし、100%悪役で共感できるところがかけらもないので、観ていてすごく悲しかった。
 鳥髑髏では未來くんが天魔王をやるんだよね?もう、今からでもいいから捨之介と天魔王のキャストを入れ替えてもらいたいと思った。あんな極悪非道の森山未來くんなんて、もう胸が痛くて見ていられない。むしろあの狂気に満ちた天魔王を阿部サダヲさんがやったらどんなにいいだろう。そして、ひたすらかっこいいちょっと女ったらしの森山未來というのも過去にあんまりない気がする。絶対そっちのほうが観てみたい。

 清野菜名さんは、ハスキーな声が素敵だった。「TOO YOUNG TO DIE」ではメイクがすごすぎて素顔がわからなかったのだけれど、あごがほっそりしていてとてもかわいらしかった。歴代の沙霧のなかでもかなり動ける方なのではないだろうか。
 山本耕史さんは、非常に身体が大きくなっていて(大河ドラマの真田丸で見た限り、ものすごく鍛えている)、かなり貫禄のある蘭兵衛になっていた。殺陣もすごくて、かっこよかった。
 何度見ても関八州荒武者隊と磯平に泣かされる。今回も、荒武者隊の最期の場面で号泣。兵庫役の青木崇高さんは、NHKドラマ「ちかえもん」の不孝糖売りのイメージが強烈で、ちょっとお馬鹿でかわいらしい感じを予想していたのだけれど、意外にしっかりした人だった。ラストの、極楽大夫への告白シーンがよかったなー。純愛!
 極楽大夫のりょうさんは、歴代極楽の中でも群を抜いて美しくたおやかでしかも強かった。力が強いのではなく、女性としての精神的な強さが半端なかった。彼女の蘭兵衛への想いと、だからこそ蘭兵衛を撃ち殺す場面がすごく切なかった。

 贋鉄斎=古田新太はもう、卑怯としか言いようがない。そもそも贋鉄斎は、出番はあまり多くないけどおいしい役だが、登場シーンからして出オチ。なのに、色気のある低めの声でかっこいい。百人斬りのシーンでも、ゆるゆるなローラースケートの小細工が可笑しい。

 上田正樹さんの映像がすばらしい。360°客席を囲むの舞台と回転する客席をフルに生かした臨場感のある美しい映像。装置もすごい。本水もあるし、八百屋舞台もあるし、あんな舞台を使いこなせる演出家は今、いのうえひでのり以外に誰がいるだろう。

 アンコール後、season風のキャストが発表された。松山ケンイチ、向井理、田中麗奈、山内圭哉、生瀬勝久、橋本じゅん、他。捨之介と天魔王は松山ケンイチが二役でやるらしい。ほー。向井理の蘭兵衛がどうなるかも気になるなぁ・・・。

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