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「樫江田四姉妹のすすめ」

あなピグモ捕獲団「樫江田四姉妹のすすめ」
 日時:2017年5月27日(土)19:30開演
 会場:ぽんプラザホール

 劇団結成20周年記念イヤー公演第1弾。
 ぽんプラザホールに入ると、広めの舞台エリアの真ん中に、20センチくらいの高さの丸い舞台。
 両サイドには襖みたいな板が並んでいる(いつもながらうまく説明できん)。
 これもいつもながら、すごくたくさん照明が吊ってある。
  
 開演前に、正面上方に吊ってあるスクリーンに映像が流れた。劇団結成20周年記念の映像らしかったが、これが!ものすごく気合が入っていて、すごく長かった。劇団facebookにもいくつか映像がアップされていて、それと同じものなんだろうと思ってまともに見てなかったんだけど、いつまでたっても終わらない。すごく古い写真から最近のものまで、次々とスライドショー。の、合間につぶやき。すごかった。真面目に見ればよかった。

 ざっくり一言で言うなれば、近未来SFドタバタ劇。

 いきなりブルーの目つぶしライト。LEDライトもいっぱい仕込んである。左右からもあかりが当たってる! 
 音楽がガンガン流れる。
 舞台回る(人力で)!
 役者踊る!
 
 役者さんたちはみんなテンション全開で、いつもにも増して声は大きいし、せりふも多いし、体力がいるだろうなぁと思った。
 これはもう、お祭りってことであんまり深く考えずに楽しんだほうがいいなぁと思って、気軽に笑って観た。まぁ、いつもだってこんなふうに笑える場面はたくさんあるけどね。
 なんだかんだと随所に劇団20年の歴史を織り交ぜてるのかなぁという気がした。何度も差し挟まれる役者紹介にも、きっと意味はあるのだろうな、とか。ないのかもしれないけど。そういえば、ずーっとスライドを使ってましたけど、いつのまにか映像になってましたね。進化。

 舞台両側に並ぶ襖みたいな装置の縁に、白くてんてんと何かが並んでいる。ネジ、じゃないよね?
 そいつが光った。ああっ!これは昨年夏にアルフィーのイベントで、雨みたいに見えてたLED照明じゃないか!こんなところにも仕込んでるのか!

 役者さん。
 大竹くんが、AIのアンドロイドロボット。いろんな表情を見せてくれて楽しい。
 ロースだのサーロインだのとさんざんからかわれているローズ=松尾佳美さんが、なかなか力強くかわいらしかった。フリーになったばかりとか。今後の活躍が楽しみ。
 東京組の女子=五百厘さんと望さんは、東京時代からそれぞれにいい味を出していてお気に入りの役者さんたち。出番は少ないけれど、また会えて嬉しい。
 ますだようこさんの踊りは最強でしたね。好きでした。
 
 いつもながら手の込んだかわいらしい衣装。
 女子はベージュっぽい色(に見える。よく見ると違う生地の人もいた。)のミニワンピース。それぞれカラフルな幾何学模様もしくは丸い生地が縫い付けられている。ボタンもかわいい。先月のNOMIKAIイベント中に着々と切られていた黄色い丸は、ローズさんの衣装の一部になったのかしら?それぞれ色違いのカラータイツ。編み上げブーツっぽく見える足元のそれは、生成りの布で作られていて、それぞれの靴をカバーしてブーツっぽく見せてるみたい。
 男子は同じ造りの上着。スタンドカラーになってる?
 大竹くんは和装に袴。
 若林史子さんは、女忍者?獅子丸?

 エンドロールの映像も長かった。珍しく細かいスタッフクレジットまで。最後に"To be continued ...?"の文字。これ、続くの?続編があるの?
 ああでも、四女・樫江田エリアスはニセモノしか登場しなかったし、他にもまだ、登場しなかった家族のものがたりがきっとあるんだね。
 どこかで現実と戦っている登場しなかった家族たち、みんなが劇場で待っています。心に余裕ができたら、ごはんを食べに帰ってきてください、ね。

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