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「山の声」

カムヰヤッセン番外公演3「山の声-ある登山者の追想」
 日時:2015年6月24日(水)19:00開演
 会場:甘棠館show劇場

 珍しく仕事が5時半に終わった。職場を出てスーパーに寄り、スマホを見ると今日甘棠館でカムヰヤッセンだって。うむ。間に合うなー。行ってみるか。

 というわけで買い物してから唐人町まで行った。余裕。下のうどん屋さんでご飯食べられるかなーと思ったら、うどん屋なくなってラーメン居酒屋みたいなのになってた。残念。パンダ焼きをほおばりながら開場を待つ。

 会場に入ると、洞穴のような装置。シートかな?白っぽいような、緑色のような色もきれい。
 場面によってはこの装置、アルプスの山並みにも見える。素敵な装置。

 雪山で遭難した男二人の会話劇。
 冒頭、暗転の中、小豆ザル?みたいな効果音、ト書きが読み上げられる。
 登山者1が、コッヘルに雪と甘納豆を入れて煮込んでいる。まだそれが凍ったまま口に入れる登山者1を見て、登山者2が「それじゃあ体が冷えるだろう」と声をかける。

 雪山の雪洞でビバークしている男二人。狭い雪洞の中で動きは少なく、立ったまま会話したりしていて、なんだか違和感。この男二人の会話もなんだかしっくりこない。会話が成り立っているようないないような。突然別の次元で会話してるのか独りぶつぶつしゃべってるのかわかりにくい。照明も、平坦、かと思えば思わぬタイミングで変わったりして、え?ここで照明変わるの?なんで?って、ずっとそんな感じ。
 どちらかが延々と思い出話を語るだけの場面もある。しかも登山者1の記憶を登山者2が自分のことのように語ったり、その逆と思しき場面もある。もしかしてこれは一人の男の記憶が、2人の台詞に分けて語られているのか?この二人は同一人物?それとも…。
 なんだか昔見た「ともだちが来た」を思いだした。

 で、結局やっぱりそうだった。っていうか、加藤は生きてるのかと思った。二人とも亡くなったの??(聞いた話では、2人は実在の人物で、史実では二人一緒に冬山に上っているときに遭難死したらしい)
 ラストの遭難シーンは、これでもか!というほどスモークが焚かれ、いやもう焚きすぎでしょ、暗いし役者見えてないし!そりゃあ吹雪の夜の雪山なら確かにこんな感じだろうけど、ここでリアル感出されても。これ、芝居だし。というわけで、そこそこ迫力もあったけれど、残念ながらそこに至るまでの二人の会話と独白がうまく構成されていなくて、音や明かりの使い方も演出も効果的とは思えず、とても残念だった。なんであの音を選んだのだろう。私はあの音から雪山をイメージできなかったんだけど。なんで登山者2が登山者1の体験を語るとき、登山者2をセンターにおいて、客席向いて語らせたんだろう?なぜ登山者1はシートの後ろ側、客席からほとんど見えない位置で、客にほとんど何やってるかわからない芝居をしてたんだろう?
 何が言いたいのかも結局よくわからなかった、なんとも中途半端な感じのお芝居でした。

 *こんなのを見つけました

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