« 「阿修羅城の瞳2003」 | トップページ | 「キリエ礼讃」 »

「棘」

不思議少年「棘」
 日時:2015年5月6日(水)19:00開演
 会場:西鉄ホール

 大迫旭洋さんが好きだ。最初に見たのはなんだったか、きららだったような気がするのだが、その後劇団ぎゃ。の「夜中のチョコレート」で観ましたね。
 
 その大迫さんの劇団である不思議少年は、このところあちこちの演劇大会?に参戦して大活躍。一度見に行かないとなぁと思いつつ、機会を逃していた。前日になって、西鉄ホールで公演があると知り、うーん連休最終日か~昼ならいいかなぁと思っていたら昼は売り切れ、あわてて夜のチケットを予約。結局夜も前売り完売だった模様。
 毎年のことなんだけど、福岡演劇フェスティバルはもうちょっと早く情報を出してくれないかなぁ・・・。

 西鉄ホールで昼夜完売って、すごいなぁと思って劇場に入ると、通常の舞台のしつらえではなく、6方からの6角形の囲み舞台だった。全部で100席超くらいかな。
 囲み舞台は席取りに悩む。とりあえず、音響照明席がある側のブロック2列目に座る。

 開演。
 大迫さんが、”ぼうや”に呼びかける。
 私の座る席のちょうど正面に”ぼうや”はいるらしい。
 明かりがつくと、そこに”ぼうや”(森岡光)はいた。びっくり。いつからいたんだろう。あとで聞いたら、客入れの時からずっといたらしい。全然気づかなかった。

 間もなく人生を終えようとしている女性”まるこ”のむかしがたり。学生時代から、社会人になり、結婚し、不倫し、離婚し、今に至る。出会って別れた男たちとの物語を軸に、なんだか後悔ばかりの人生が語られる。
 「あゆみ」とか「迷子になるわ」を思い出した。

 大迫さんと森岡さんの二人が交互に”まるこ”になって語る。
 森岡光さん、かわいらしい。くるくると表情が変わる。男に捨てられそうになって泣きじゃくるかと思えば、おばあちゃんになってとぼけた表情を見せる。(ところであのおばあちゃんは”まるこ”だったのか、それとも年取ったまるこの母だったのか、あるいはまるこが訪ねたおばあちゃんだったのか。よくわからなかった)
 大迫さんは、気障な教師やボランティア団体主催の男など、あーいるよね、って男を好演。ただ、個人的に、大迫さんには黒縁メガネをかけていてほしい。今回はメガネ男子な大迫さんじゃなくて、ちょっと残念。

 タイトルの「棘」は、まるこのこころに刺さった後悔の気持ちなのだろうか。
 単純に見た目で二人の人が並んで立っているようにも見えて、この二人芝居をビジュアル的に表しているようにも思えました。

|

« 「阿修羅城の瞳2003」 | トップページ | 「キリエ礼讃」 »

演劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「棘」:

« 「阿修羅城の瞳2003」 | トップページ | 「キリエ礼讃」 »