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「そして父になる」

そして父になる
 日時:2013年10月10日(木)
 会場:ユナイテッドシネマ福岡

 是枝裕和監督作品。
 カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した作品。
 
 

 う~ん。
 是枝作品の中ではあんまり好きじゃなかったなぁ…。
 
 福山雅治演じる主人公の名前”良多”は、「歩いても歩いても」「ゴーイングマイホーム」の両作品で阿部寛が演じた主人公と同じ名前。出演者の樹木希林や夏八木勲がかぶっていて、父親とあまり折り合いがよくないという設定も同じ。またかー、って思ってしまいました。

 私が親ではないことも共感できなかった一つの原因だと思います。親になりきれない、こどもとうまくいかないということにいまいち共感できない。血のつながりか育ての親かといわれてもあんまりぴんとこない。その葛藤にもなんだか共感できない。
 それでも、この映画の主役に、独身で子供もいない福山雅治を選んだのは正解だったかなと思いました。ぜんぜん父親らしくない。そもそも自分の父親のことが大嫌いだから、父親らしくなんてなりたくもない。でも、リリー・フランキー&真木よう子演じる斎木家を見ていると、自分より貧しくてがさつなのに、なんだか家族仲良くて幸せそうだ。
 そして、良多は少し変わっていく。変わらざるを得なくなる。でもそんなにすぐに変われるわけでもない。彼が、琉晴と遊ぶシーンで、ギターをかまえたのはかっこよかったな~。

 良多の妻・みどりを演じた尾野真知子さんは、「カーネーション」とか「夫婦善哉」でかなり激しい役をやっていましたが、こんなおっとりした芝居もできるんだな~と思いました。いい女優さんですね。

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