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2010年9月

「月光亭落語会」

「月光亭落語会 第0回 おためしの巻」
 日時:9月26日(日)15:00開演
 会場:冷泉荘演芸場(冷泉荘A-41)

 ギンギラ太陽'sの女優4人が、ぽっかりスケジュールが空いてしまった今年の春(!?)に、なにかやりたいね~、と思いついたらしい企画。

 冷泉荘に行くのも初めて。古い建物好きにはたまりません。人が集まっている1階の部屋をのぞいたら、ドネルモの会合でした。おお、そっちも興味あるけど、落語はー?「上ですよ。けっこう上」と言われる。失礼しました。
 
 普段は渡辺玄英さんという方の事務所らしい一室が、今日は”冷泉荘演芸場”に。とはいえ、そんなに広くはないスペース。ぎりぎりに会場入りしたら、なんと最前列、高座の正面しか空いてなかった・・・はずかしー。

 星空ホットブラザーズが演奏する”笑点のテーマ”に乗って、着物姿の4人が登場。まずは狭い高座にぎゅぎゅーっと4人並んで口上。お席亭の渡辺玄英さんによる口上は「飛べばYS 座ればデパート 走る姿は西鉄バスか」ってな感じで、とっても素敵でした。

 狭くてめくりをめくる人が出入りできないので、めくりの前に座った私の隣のお客さんがめくり係に任命される。
 さあ、開演!

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福岡・九州地域演劇祭「夏の夜の夢」劇評賞を受賞しました

 このたび、福岡・九州地域演劇祭「夏の夜の夢」劇評賞を受賞しました!
 どんな形であれ、文章を書くものにとって、評価をいただくのはとてもうれしいことです。
 お祝いメッセージを下さったみなさまにも、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 
 ふだんこのサイトにアップしているものは、自分の中では”劇評”とは違うと考えています。なんというか、”劇評以前の感想”と考えているので、どちらかと言うと主観で書いています。いわゆるクオリティが低いものでも、好みに合えば"おもしろかった"と書くし、好きな役者が出ていたら、もうそれだけでおっけー!という場合もあります。
 基本的には、”ほめる”のを前提にしています。”厳しいことをあまり書かない”と思われたら、それは、厳しい批判を書いたり読んだりすることは、私にとって非常につらくてしんどい作業であるからです。つらいことはあんまりしたくありません。できれば楽しいことをやりたいです。楽しくなければ続けられません。ここは、そこそこ長く続いているサイトなので、読まれる方はそのあたりを鑑みて読んでいただければ嬉しいです。

 受賞した劇評は、近日中にサイトにアップされるそうです。
 なお、これは、応募した劇評に加筆したものです。だから文章のつながりが多少おかしいです(笑)

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「悪人」

悪人
 日時:2010年9月17日(金)
 会場:ユナイテッドシネマ福岡

 ずいぶん前に、妻夫木聡が、是非祐一役をやりたいと熱望し、映画化が決まったという話を聞いて、映画の公開をとても楽しみにしていた。相手役の深津絵里もいい。さらに、監督の李相日は、「69」や「フラガール」の監督だけれど、彼が書いた若者向けのエッセイを読んでいたく感動し、ファンになった。
 公開直前になって、深津絵里が、モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞をとった。ふかっちゃんおめでとう!でも、人気のない映画を、人の少ない映画館で見ることを旨としている私にとっては残念なお知らせ。おかげで映画館の混雑が予想される…というわけで、公開後一週待って金曜レイトショー。やっぱり、いっぱい人がいた。

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「春、夜中の暗号」「よかっちゃん」

「春、夜中の暗号」「よかっちゃん」
日時:2010年9月7日(火)19:00開演
会場:ぽんプラザホール

 福岡在住の脚本家、宮園瑠衣子さんの短編戯曲2作を、それぞれ違う演出家の手で連続上演。

「春、夜中の暗号」
 男の住む部屋には一年前から女の姿があった。二人で暮らすには狭すぎるアパート。平穏に見える二人の生活だが、ある日、かつての同級生が部屋を訪れ・・・。あと数時間で四月を迎える夜の物語。
 
 博多弁に会話によって進められる会話劇。劇団Hall Brothers幸田真洋さんの演出で。男(どん太郎)と女(中村公美)の関係は?二人の間に何があったの?いくつものなぞがなぞのまま、二人の間に入り込むネギシ(吉浦彰彦)との会話で物語が進んでいく。

 いわゆる静かな演劇。九州戯曲賞の審査で、松田正隆さんがかなり推したという。なるほど。
 
 演出は脚本に忠実な感じ。せりふの一言一言、役者の一挙手一投足が見逃せない。けれど、正直言って、仕事帰りの疲れた体は眠くなってしまった・・・。

 終演後、休憩時間に眠気覚ましのコーヒーでも飲むか…と思っていたら、舞台上に、Tシャツジャージ姿の男子2名と中村雪絵嬢が登場。我々観客はセミの鳴き声を練習させられる羽目に。
 キター!“観客参加型演劇”をされている、あなざーわーくすのわたなべなおこさんの演出だ。
 休憩時間はなく、そのまま「よかっちゃん」へ。

「よかっちゃん」
 二人は、今までにない熱を感じていた。蒸し暑さのせいか、苛立つ香里とその機嫌を取る隆。うるさく鳴り響く蝉と止まらない汗、そして休業した居酒屋「よしおか」。うだるような夏の日差しも、二人の失望をより一層大きくさせていた。

 さきほど蝉の練習を指導した男子が水泳パンツ姿で登場。風鈴役と風役らしい。おもしろすぎる・・・。
 観客は事あるごとに蝉として効果音を発せなければならない。
 
 カップめんを捧げ持った百合子(酒瀬川真世)や工務店の人(山口浩二)が客席から登場。びっくり!
 中村雪絵さんがかなり卑怯な感じ。中村節全開。やばい…おもしろすぎる…けど、最後まで彼女が何者なのかはさっぱりわからなかった。

 わりと早い段階で両親が死んでいることは予想がついたけれど、かなり暗くて悲惨なクライマックス。それをこの愉快な演出で見せた手腕に脱帽。眠気も吹っ飛びました。 

 個人的には百合子と姉のキャスティングは逆かなぁという気がしました。
 ぽちさんはかわいらしくて超色っぽい。
 酒瀬川さんも、もちろんセクシーなんだけれど、どちらかといえばさっぱりした感じで、弟はあんまり百合子に心惹かれていないように見えた。だから結局弟は姉とラブラブな感じになっちゃってたんだと思う。
 

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「睡稿・銀河鉄道の夜」

飛ぶ劇場「睡稿・銀河鉄道の夜」
 日時:2010年9月5日(日)19:00開演
 会場:ぽんプラザホール

 2009年6月に上演された作品をぽんプラザホールで。

 北九州プレビューを観ています。
 脚本は初演と同じだということでしたが、見え方がぜんぜん違いました。

 控えめな男子=寺田さんがカムパネルラをやることで、ジョバンニとの友情がいっそう切なく。“めんどくさい”ジョバンニを静かに見守るカムパネルラに胸がキュンと締め付けられる。
 結末を知っているせいか、"死"にまつわるセリフがわりと早い段階でびんびんと響いてきました。

 木村健二さんがなかなかに暴走。客席に入り込んでナンパしたり、純情?な助手川口くんのかわりにお客さんに一枚脱ぐことを強要したり。

 暗転の中でびゅうびゅうと風を起こしながら走り回る役者に、飛ぶ劇場の底力を感じました。

 照明が入ってのホールでの公演もいいですが、個人的にはやっぱり素明かりの学校の体育館とか多目的ホールで、参加席に座った小学生が一緒にわぁわぁ夢中になって楽しんでいるところを、観客席から見てみたい芝居です。是非、演劇をあまり知らない人たちに見てもらいたい芝居です。

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「お気に召すまま」

子どものためのシェイクスピアカンパニー「お気に召すまま」
 日時:2010年9月5日(日)14:00
 会場:北九州芸術劇場中劇場

 

 シェイクスピアの全37作品を観ることを目指しているので、上演されるときに観ておきたい!「お気に召すまま」は、上演されることが少ないので、この機会にぜひ観たい!というわけで、当日券で観劇。

 

 子供のためのシェイクスピアカンパニーは、前身のグローブ座カンパニーのときから大好きなのだけれど、北九州に来るのは8月の中旬だったり、平日のお昼にしか公演がなかったりで、なかなか見られなかった。

 

 客席は老若男女入り乱れ、親子三代で観に来ているんじゃないかという感じ。

 

 お約束のイエローヘルメッツによる前説は、作・演出の山崎清介さんが北九州市八幡東区のご出身で、今は廃校になってしまった母校・平野小学校を見に行ってきました、というお話から。「あのころ、小学校の窓から昼間にうろうろしているオヤジを『自由でいいなぁ』と思って見ていたけれど、今は自分がそんな自由なオヤジになりました」ということで、一曲「アイスクリームショップガール」。
 隣に座った親子連れのパパが「好きなのに彼女は冷たいね、って歌だよ」と子どもに解説してた。

 

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