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2009年12月

「ヴィクトリア女王」

「ヴィクトリア女王~世紀の愛」
 日時:2009年12月30日(水)
 会場:Bunkamuraル・シネマ

 原題は”The Young Victoria”。ヴィクトリア女王の若き日々から、女王に即位するまで、並行してアルバートと出会い、結婚、その後の結婚生活&女王生活を描く。
 たぶんある程度史実に忠実なのだと思います。ですから、そんなにでたらめにおもしろいエピソードが満載というわけでもありません。そんな策略だらけの中で、”世紀の愛”とか言われても、ちょっと嘘くさい感じはあります。個人的には、イギリス史のお勉強になったのでよかったです。

 衣装が素敵。アカデミー賞を2度受賞したことがあるというサンディ・パウエルのお仕事。

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「さわやか息子」

柿喰う客「さわやか息子」
 日時:2009年12月27日(日)16:00開演
 会場:王子小劇場

 “スポーツ演劇”と銘打たれていましたが、具体的には、40分間、役者たちは精一杯の笑顔をはりつけてエアロビ踊りっぱなし。踊りながら”さわやか息子”を中心にした家族のものがたりが、RPGのコマンドみたいに抑揚なく語られる。

 ものがたり。
 生まれてきた“さわやか息子”。
 パパがいて、ママがいて、姉が2人。パパにはパパのパパとママがいて、ママにもママのパパとママがいる。さわやか息子はやがて“他人”と出会って、新しい家族を作る。新しい家族を迎えるにあたっては、家族の反対もあった。結婚しないという選択もあって、姉の一人はそれによって家族の縁を切った。嫁に行ったもう一人の姉ともなんだか疎遠になった。パパのパパやパパのママはやがて死んでいなくなるけど、生まれてきたさわやか息子の息子はパパのパパにそっくりだったりもする。家族は増えたり減ったり、いろんな事件がありながらも続いていく。やがてさわやか息子がこの世界からいなくなる日が来ても。
 ウォームアップからクールダウンの深呼吸まで、エアロビのリズムに乗せて、途中休憩をはさみながら、さわやか息子とその一族の物語はさわやかに語られる。

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「千鳥ヶ池」

非・売れ線系ビーナス「千鳥ヶ池」
 日時:2009年12月26日(土)19:00開演
 会場:大博多ホール

 非・売れ初の再演。初演は未見。

 おもしろかった~。こういう元ネタのあるものを田坂さんは最も得意としているようだ。遊びの部分は少なめで(もなかったか?)、ぎゅぎゅっと濃密な“物語”。だけどしっかり歌あり、踊りあり、田坂ワールドの真骨頂という感じがしました。
 
 客演の皆様が◎。大竹さんかっこいい~!
 矢ヶ部さんかっこいい~!相変わらず歌は○○だけど。
 砂川さん、もっと暴走してもいいくらい。上瀧さん、とっても”らしい”。

 若手の役者たちも、若手らしい新鮮さでとてもよかったです。

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「国盗人」

「国盗人」
 日時:2009年12月23日(祝)13:00開演
 会場:北九州芸術劇場中劇場

 野村萬歳と白石加代子でシェイクスピアの「リチャード三世」をやる、というのでどうしても観たくなった。
 
 劇場に入ると、そこは夏。黒焦げになった建物の残骸。能舞台にも見える。
 白いパラソルをさした女がひとり。
 「夏草や つはものどもが ゆめのあと」
 と、つぶやくと、激しい雨、いや戦乱の音。そして、あの激しい戦い=薔薇戦争が終わった後に、物語が始まる。

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【速報】「饒舌な足裏」

劇団Hall Brothers「饒舌な足裏」
 日時:2009年12月19日(土)19:00開演
 会場:ぽんプラザホール

 劇団Hole Brothersが劇団Hall Brothersと名前を変えて新生スタート!
 劇団MONOの土田英生さんをドラマドクターに迎えた”ぽんプラザホールDDシアター”という企画で、新作を上演。

 これまでの作品とはちょっと変わった感じで、おもしろかったです。劇作だけではなく、演出についてもアドバイスをいただいたそうで、そのせいか役者さんたちも今までとはちょっと違った雰囲気。とくに大澤鉄平さんが新境地でした。

 23日まで。演劇初心者にもおススメです。

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【速報】「死なない一生」

劇団きらら「死なない一生」
 日時:2009年12月13日(日)14:00開演
 会場:ぽんプラザホール

 昨日の飛ぶ劇場に引き続き、43歳独身女性が主人公のものがたり。
 いずれにせよ、アラフォー女性はたくましいなぁと思いました。

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「彼女のすき間」

飛ぶ劇場「彼女のすき間」
 日時:2009年12月12日(土)14:00開演
 会場:北九州芸術劇場小劇場

 40歳独身一人暮らし女性を主人公にした、私にとっては痛すぎる芝居。
 夜更け、アルコールにひたひたに浸かった脳内世界が繰り広げられていて、おかしくも切なく、ばかばかしくて恐ろしい。

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「印獣」

パルコプロデュース「印獣」
 日時:2009年12月11日(金)19:00開演
 会場:嘉穂劇場

 まさに“師走”な今日この頃。しかし、宮藤官九郎脚本で、古田新太と生瀬勝久と池田成志がいっぺんに観られる、しかも岡田義徳くんもついてくるとあれば、どうしても観たい!というわけで、いろんな事情をぶっちぎって、嘉穂劇場へGO!

 期待を裏切ることなく、ものすごくおもしろかった~!
 嘉穂劇場はいい劇場だけれど、お尻も痛くなるし、前の人の頭も邪魔で見づらいし、遠いし、なんでよりによって嘉穂劇場?と思っていたけれど、観ている間はあまりのおもしろさにぐんぐん引き込まれ、お尻が痛いのも前の人の頭も全く気になりませんでした。2時間25分(+休憩20分)という長さも、あっという間でした。

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【速報】「砂の楽園」

劇団爆走蝸牛「砂の楽園」
 日時:2009年12月6日(日)17:00開演
 会場:甘棠館show劇場

 宮沢章夫さんの戯曲を中島さとさんの演出で。男ばっかり7人芝居。

 ”砂漠監視人”の男たちのなんでもない日常を描く、たぶん不条理劇。

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【速報】「なくもんか」

なくもんか
 日時:2009年12月1日(火)
 会場:ユナイテッドシネマ福岡

 宮藤官九郎脚本、阿部サダヲ主演。
 商店街のお惣菜屋さんを舞台にしたホームドラマ。

 思ったよりも落ち着いた話で(まあ、十分ハチャメチャでありえない話ではあるんだけど)、ちょっと物足りなさを感じました。が、中盤、「週明けに元気を取り戻す祐太の秘密」が暴かれ、終盤には阿部サダヲ全開。

 竹内結子が美人だなぁ…。今まであのかわいこぶった感じがあまり好きではなかったのだけれど、ズバズバはっきりものを言い、蹴りまで入れる男前っぷりが素敵。あと、塚本高史くんがめちゃめちゃカッコイイ。瑛太のダメっぷりが際立ちます。

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