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「玉ノ井家のエンゲル係数」(福岡)

劇団ぎゃ。「玉ノ井家のエンゲル係数」
 日時:2009年6月27日(土)18:00開演
 会場:コラボcafe

 ぽんへ向かう途中、川端商店街を通る。おお、ぎゃ。もやってるぞ。
 というわけで、大阪公演も見たけど、もう一回見ることに。

 大阪では、会場の雰囲気の良さと演出の妙に心を奪われてしまって、いまいち物語がつかめなかった。最後までみて、「もしかしてこれって…」と思った物語を確認。なるほどな~。やっとわかりました。いや~、よくできてるお話でした。

 本日月曜日が最終日。チケットはまだまだあるみたいだよ。ラストステージは21時開演だから、仕事が終わってからでも間に合うよ。まだ見てない人は川端商店街へGO!

 登場人物は二人。
 すらりと背が高くて、美人で、優秀な姉=紗耶香(三坂恵美)。
 ずんぐりしていて、むっくりしている妹=征美(中村雪絵)。

 チラシによると、ものがたりは、
 事故で両親を亡くした日から妹は病んじゃってそれからニート。
 外に出れば謎の巨体女にストーキングされ、
 男もいまだかつて一度もできたことがなく、
 病院行ったらあっさり死を宣告された女の話。

 このあたりの設定は、ものがたりの中ではきちんと触れられない。というか、触れられていると思しきせりふがいくつかあるのだけれど、気付かれにくい感じ。

 年間ヒットチャートに乗せてお送りする回想、という演出が好きでした。
 2回目だった今回は、会場が明るかったのも幸い、思い出の年をメモしながら見るという邪道なことをしたわけですが、おかげでものがたりの時系列的な流れがやっとわかりました。

 両親を亡くして、全面的に姉の世話になって生きてるらしいまさみちゃんの、素敵な姉に対するコンプレックスが引き起こした悲劇、とでもいうところか。
 大好きなさやかちゃんをかみ砕いて飲み込んで、さやかちゃんになっちゃったまさみちゃん。
さやかちゃんは、まさみちゃんの中で生きている。

 キッチンを使った演出とか、いきなり歌いだす(しかも、お二人ともものすごく歌がうまい)ミュージカル仕立てなシーンがおもしろかったです。

 三坂さんが、母親?、母親に似たダッチワイフ、母親似の姉さやかちゃんの3役を演じ分ける。
 完璧ではなかったけれど、あれ?と思わせるには十分。
 一方の雪絵さんは、うまく切り替えられないところがあって、特に「人生で最も印象に残っている場面」は、もったいないことになってしまっていた。
 
 脚本も、すごくよくできてるけど、ちょこっと言葉が足りないところがあったりしたように思えたのがもったいなかった。
 しかし、中村雪絵さんについては、その卓越したセンスは並ぶものがないと思っているので、これからも精進して、ますます意外!?な世界を見せていただきたいです。

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