「玉ノ井家のエンゲル係数」
劇団ぎゃ。「玉ノ井家のエンゲル係数」
日時:2008年11月15日(土)14:30開演
会場:青年センター
くうきプロジェクトのワンコイン実験シアター。
“実験”ということで、「二つの脚本」という触れ込みでしたが、私にとっては謎だらけ。
あとから聞いたところによると、三坂さんは知らない設定がいくつかあったのだとか。
しかし、お互いにお互いの設定を知らないというならまだしも、脚本を書いたのは中村雪絵さんだから、雪絵さんには芝居の全体像が見えているわけで、あんまりうまくいった実験ではなかったかなぁ、と思いました。
“エンゲル係数”というタイトルから、“食べ物を出す”というのも一つの実験としてあったのだろう勝手に思いました。あんまりオハナシに生きてなかったけど。
いつもいつも、ぎゃ。のお芝居は、見せ方がすごくうまいなぁと思っていて、その一方で脚本がどうも弱い。惜しいのだ。
まあ、冒頭の中村雪絵嬢の「愛の賛歌」&「さとうきび畑」と、三坂恵美ちゃんの人形っぷりで500円の元はとったと思っているので、いいんですけどね。
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