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「ART」

劇団アントンクルー「ART」
 日時:2008年5月25日(日)18:30開演
 会場:西鉄ホール

「友だちのセルジュが一枚の絵を買った。160センチ×120センチのキャンヴァス。白い背景に、よく見ると白くて細い線が入っている。・・・月曜日に俺はその絵を見に行った。その白い絵を・・・。」(パンフレットより)

 中年男3人の友情を描いた作品・・・なのかな?
 年齢を重ねてくれば、それぞれ価値観が違い、人生が違い、抱えている悩みも、目指す方向も違う。年をとるにつれ、だんだんと頑固になり、いろんな価値観が受け入れられなくなる。長年友人関係にある仲のいい友人でさえ、いやだからこそ、ちょっとしたことが許しがたく、ついつい過剰に反応してしまったり、言い過ぎてしまったりすることもある。もしかしたらそんな些細な出来事から、大切な友情を台無しにしてしまうことだってあるのかもしれない。

 大人だから見せない本音と、仲のよい友人同士だからこそぶつけ合える本音とが、ちらちらくるくる。
 だけどやっぱり長い付き合いの友人だからこそ、の部分もあって、最後は交代でオリーブをつまむ場面がなんだかうらやましくもあり。

 爆笑できるような芝居ではなかったけれど、いい大人の男たちが、つまんないこと(失礼)で嫉妬したり、威張ってみたり、意地はってみたり・・・。ああ、おとなの、しかも男にしかわかんないんだろうなぁ、これ。わりとおとなの女な私は「男って・・・だなぁ」と思って観ていました。

 役者さんたちが皆うまい。
 特に栃原さんは、いつもとちょっと違う雰囲気で”間抜けな”イヴァンを好演。

 カーテンコールのあとには、楽しい”次回予告”もあり。
 チェーホフは「わかんない」印象がありましたが、あのダイジェストで次回がすごく楽しみになりました。

 照明が惜しい印象。特に、3人の部屋はそれぞれ照明で違いを感じたかったかな。
 
 あと、アップするのがこんなに遅くなってしまって申し訳ありませんでした(私信)。
 

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