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2008年4月

「アンダーグラウンド・サイコ」

劇団Hole Brothers「アンダーグラウンド・サイコ」
 日時:2008年4月29日(祝)17:00開演
 会場:西鉄ホール

 第2回福岡演劇フェスティバルのチャンス枠作品(どういうものが”チャンス枠”なのかは不明)で、劇団Hole Brothersが西鉄ホールに登場。

 冒頭では西鉄ホールの広さを感じましたが、芝居が進むにつれてあまり気にならなくなりました。演出や役者さんたちの頑張りの成果でしょう。シンプルなセットのなかで、よくぞここまで。

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「イキウメ 前川知大ブロガー会見」

西鉄ホールブロガー会見「イキウメ 前川知大」
 日時:2008年4月21日(月)
 会場:西鉄ホール

 西鉄ホールのブロガー会見。
 7月に公演がある”イキウメ”の作・演出である前川知大さんのお話を伺いました。

 前川知大さん。イキウメの作・演出を手がける。
 イキウメは2003年にスタートした東京で活動するカンパニー。昨年9月にはじめて大阪公演を行い、今回初の福岡公演を行います。ちなみに西鉄ホールでは昨年12月、前川さん作・佐々木蔵之介&中村トオル出演の「抜け穴の会議室」を上演しています。
 イキウメの芝居は、ホラーとかオカルトっぽいものからスタートし、最近ではSFっぽい作品へと少しづつ変化しつつあるそうです。いずれにせよ観念的なものを扱い、非日常的要素を取り入れながら最終的には生きるの死ぬのといった問題へ。
 今回の作品はこれまでとはちょっとテイストが違うけれど、“時間を売買する”という非日常的要素が出てくる、やっぱりSFっぽいお話です。

Q  :ものがたりは非日常ですが、お芝居はリアルですね。
前川:「こんなふうに世の中は見えるよ」という、いってみれば“ウソ”を提示するために、最初はリアルから導入する、というのは、「あるかも」も思わせるための手法ですね。嘘と現実の距離感を詰めていきたいし、そのうち嘘と現実の区別がつかなくなるというふうになればいいなと。

Q  :「オカルト」は信じてるんですか?
前川:信じてないです。信じてないから書くんです。霊感もありません。
   座禅とか四国88ヶ所めぐりとかもしましたけど、オカルト的なものって、否定したくても完全に否定できないところがあるんですよね。オカルトに対しては、こわいというか想像力をかきたてられます。

Q  :自分の感受性を守るためにどんなことを心がけていますか?
前川:インプットを怠らないこと。“書く”ことで自分の心の中を整理できているところがあると思うのですが、書くと減っていくから、その分入れていかなければいけないと思っています。新聞も以前はネットニュースだけで取っていなかったのですが、新聞を取って読むようになったし、なるべく外をうろうろして、移動は自転車でして、ものがよく見えるから。本や映画、美術など演劇以外のメディアにも触れるようにしています。

Q  :福岡の何が楽しみですか?
前川:やっぱり食べ物!あと、今回は劇団としてくるので、お客さんの反応が楽しみです。今回は、作風もディープなものになると思うので、福岡のお客さんがどう見てくれるかが楽しみです。 

 “イキウメ”というカンパニーの名前や、過去作品の情報から、昨今の30代前半によくある“日常を否定”して“ここではないどこか”を志向する、みたいな後ろ向き感覚を感じ取っていたのですが、前川さんは至ってクールで客観的に現実を捉えている方とお見受けしました。現実に飽き飽きして“非日常”を求めているのは誰もが同じ。演劇を含め、あらゆる娯楽が“非日常”を志向している。そんな中、イキウメの演劇がどれほど観客の共感を得ることができるのか、観客にどれほどの“お土産”を持って帰ってもらえるのか。“観客”としての私は、どれほどの嬉しいお土産をもらえるのか、7月の公演が非常に楽しみになりました。

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 イキウメ企画・制作
 「表と裏と、その向こう」
 作・演出/前川 知大
 出演/浜田信也 盛隆二 岩本幸子 森下創 緒方健児 西牟田恵 内田慈 安井順平
 2008年7月12日(土)・13日(日) 西鉄ホール
 *東京・大阪公演もあり
 5月17日(土) チケット発売開始!

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「ガチ!」

グレコローマンスタイル「ガチ!」
 日時:2008年4月20日(日)17:00開演
 会場:antena

 荒戸にあるフリースペースでのカフェライブ。毎年恒例のカフェウィークの一環です。
 山下晶さん率いる山下組vs岡本ヒロミツさん率いる岡本組のショートコント?勝負。勝敗は終演後すぐにお客さんのアンケートによって決定。負けチームには罰ゲームとして即興コント、勝ち作品は5月2日に大阪で催されるイベントに脚本が送られるらしい。

 15分の短編2本ずつの勝負。
 山下さんは本当に真面目な方で、彼が可笑しいのは真面目な頑固おやじが真面目に何かをやっている可笑しさ。
 一方の岡本さんはいつ見てもヒキョウ。まずキャラがヒキョウ。いい感じにオカマが似あいすぎる。芝居の作り方がヒキョウ。今回も、かなり役者にお任せ的なつくりの2本。

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「一緒にお茶を」

平山等子・王丸せい子 二人展「一緒にお茶を」オープニングパーティー
 日時:2008年4月13日(日)18:00
 会場:gallery Kuwashi

 ゼルプストの宮原一枝ちゃんからお誘いいただいて、橋本なら近いし休みだし~と自転車をかっ飛ばす。有田の交差点から西へ、橋本橋を渡ってすぐのびっくり酒店から細い路地を左へ。右手3軒目に"gallery Kuwashi"の小さな看板。
 
 古い民家の一部を改築した白い空間。剥き出しの天井の太い梁が歴史を感じさせる。壁や床をペンキで塗ってしまっているのがもったいないくらい。扉の向こうに見えた背の高い窓や薄暗い廊下がまた、素敵な雰囲気。ああ、やっぱり古い家はいいなぁ・・・。

 会場ではおいしいごはんをみんなそれぞれに楽しんでいる真っ最中。
 6時になると、平山等子さんと王丸せい子さんが、王丸さんの作った衣装に身を包んで登場。

 王丸せい子さんのお洋服はどれも個性的で、とてもかわいい。レースやひらひらがいっぱいついていていたり、ポップでカラフルだったり、女の子なら誰でも(いや、男の子も)一度は着てみたくなるものばかり。そんなお洋服に身を包むと、想像が膨らんで、からだは自然に踊りだす。
 ああ、洋服に踊らされることってあるんだ、と思った。洋服からもらう豊かなイメージで、ひとはお姫様になったり、娼婦になったり、そこはパーティー会場になったり、森の中だったり。音楽がかかれば誰もがダンサーになれる。そんなふうに思えた。
 
 二人のダンスの最後には、会場でおもてなしを手伝っていた何人かも加わり、そのあとは来場者もたくさんの王丸さんの衣装を自由に着て踊れることに。老若男女、みんなそれぞれが好きな服を手にとって、着て、音楽に身をゆだねる。幸福で不思議な空間だった。

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平山等子・王丸せい子 二人展「一緒にお茶を」
 2008年4月13日(日)~4月20日 PM12:00-PM7:00
 gallery Kuwashi
福岡市西区橋本2-5-8
 092-811-9039

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「魔法にかけられて」

「魔法にかけられて」
 日時:2008年4月2日(水)
 会場:ユナイテッドシネマ福岡

 「おもしろい」と評判を聞いての鑑賞。
 うん、おもしろかった。誰も笑ってないところでひとりで笑い転げてました。
 ディズニー映画は英語が非常にわかりやすくてよいです。
 ”ありえない”公園でのミュージカルシーンがとても楽しい。

 でもな~。やっぱりしょせんはディズニー映画。アメリカ的価値観?がぬぐえない。結局のところ”う~~ん。どうよそれ”という気持ちで劇場をあとにしました。

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「Love Letter」

冷凍田中ファミリー 創作オムニバス「Love Letter」
 日時:2008年4月1日(火)18:00開演
 会場:ぽんプラザホール

 福岡市内の高校演劇部員たちの合同公演。
 3本のオムニバス。たった70分の小作品ながら、なかなかの完成度。
 きっと彼らは数年後の福岡演劇界を担ってくれるであろうことを確信しました。
 この公演を見たことを、いつか自慢できると思います。
 てゆーか、私がいつか自慢できるように頑張ってください。

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