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「逃げろ/にっちもさっちも」

万能グローブガラパゴスダイナモス「逃げろ/にっちもさっちも」
 日時:2008年3月8日(土)19:00開演
 会場:ぽんプラザホール

 しばらくここを放置しておりましたが、ちょっといろいろありまして、落ち着いて文章を書くような気分ではありませんでした。加えて風邪はひくわ、免許証はなくすわ(再交付のあと、見つかったけど)、もうなんかぐったりでした。いろいろはまだ終わってないので、もうちょっと放置すると思います。

 そんないろいろのおかげで、「yhsの公演を観に札幌へ行って、スキーをしよう!」という計画もおじゃんになり、本日久しぶりの観劇。

 Meets!2007 札幌福岡演劇交流プロジェクトの一環、脚本共作プロジェクトで出来上がった作品。
 札幌の劇団yhsの南参さんが「逃げろ」を、ガラパの川口くんが「にっちもさっちも」を、交互に書いたそう。

 おもしろかったです。
 ふたつものがたりのからみ方が絶妙。
 「逃げろ」では、いつものガラパとちょっと違うカラーも見られて(でも、ちゃんとガラパらしい)、嬉しい。
 チラシの”野球”もしっかり話に絡んでいて、ううむなるほどね。

 Meets!2007のHPでは脚本も読めますよ。

 “共同脚本”って、どんなふうになるんだろうなぁと思ってたのですが、「逃げろ」と「にっちもさっちも」はそれぞれ別の場所を舞台にした別の物語。とはいえ上演の舞台セットは同一のものを使用して、ふたつの物語が、場面ごとに交互に演じられ、やがて重なるというスタイル。ケラさんの「労働者M」がこんな感じだったか(あれはセットも変わったけど)。舞台上のアナログなめくりで、ふたつの物語の切り替わりをわかりやすく。
 ふたつの物語をつなぐアイテムの一つは、テレビで放映されている日ハム対ソフトバンクの野球の試合。オープニングも、ふたつの物語の対戦、プレイボ~ル!という感じで、かっこよかったです。
 
 さてさて、ふたつの物語を比較すると、「逃げろ」のほうが人物の作り方とか、物語の持っていき方に、深みがあってうまいなぁという感じがしました。川口作品は、デタラメもスピードと勢いでもっていく感じ。でも、慣れてスピードについていけるようになると、表層を走る浅さの欠点で、けっこう先が読めてしまいました。

 福岡さん演じる“ホラー”が、今までのガラパにはないキャラで、ものすごく楽しかった。福岡さんに当て書きしたのかと思うくらいはまってました。あと、松野尾くんの優柔不断っぷりも(実際本人がどういう人物であるかは別にして)なんだかイメージにあっていました。

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