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「NINAGAWA十二夜」

「NINAGAWA十二夜」
 日時:2007年6月10日(日)16:30開演
 会場:博多座

 蜷川さんが歌舞伎を演出する!
 しかも演目はシェイクスピアの十二夜。
 男が女を演じ、しかもその女は劇中で男を演じるという、幾重にもひっくり返る性。いやいや、シェイクスピア時代だって、芝居は男だけで演じられたもの。ヴァイオラ役は若き美少年が演じたものなのだ。

 そんなわけで、博多座。
 上演時間を聞いてびっくり約4時間!休憩込みとはいえ長い。
 はじまって理由がわかりました。
 蜷川さんはシェイクスピアをやるときに戯曲をカットしませんが、歌舞伎の脚本に作り変えてもなお、戯曲をほとんどカットしなかったのだと思われます。さらに、せりふがゆっくりしゃべられるので、必然的に長くなるわけです。

 シェイクスピアのおもしろさは全く失われることなく、お得意の鏡の演出や、豪華絢爛な巨大セット。いやもう、蜷川演出をたっぷり楽しみました。

 菊之助さんは初見。もちろん2役なのですが、男役と女役の違いがあまりにもはっきりと違いすぎて、早変わりで登場しても同一人物とわからないほどでした。男のふりをしているのに女の子になっちゃったり、あ、やばい・・・と男の子になったりするからだの変化がものすごくお上手で、客席からもためいきやら笑いやらが起こっていました。
 菊五郎さんは、おお!この前寺島しのぶの結婚式で吼えてた親父だ!うまいなぁ。面白いなぁ。さすがだなぁ。 周囲を固める役者たちも豪華。あっという間の4時間でした。ああ、贅沢・・・。

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コメント

ちゃんと♪雨は毎日降るものさ、の歌で終わるのが良い!
サントラCDとか出ないかなー出ないよねー。

投稿: マヤK | 2007/06/12 22:31

そんな歌で終わってましたか・・・。全然気がつかなかった。

投稿: SUN CHILD | 2007/06/13 21:45

私も最後ぉーの方になってやっと「あれっ、今、雨は毎日って言った?」
ってくらいですし。もっと早く気付けば…
つい終わったつもりで、イヤホンガイドに聞き入ってたのが敗因!
第一幕のガイドさんがあんまり面白くなかったんではずしてたら、
二幕目の人は初めのほう聞き逃して口惜しかったんですよ。
こっちの人は、アントニオとセバスチャンの結束に、
同性愛っぽい匂いをまぶして語ってたのが面白かったのデス。

脇役に、ローゼンクランツとギルデンスターンの名前をもじったのがいたのに、
それだけだったのはもったいなかったね。
そもそも、舞台上で名前を呼ばれないから意味がない。

投稿: マヤK | 2007/06/15 00:06

 ああ、2幕の人のほうがうまかったですよね>イヤホンガイド
 1幕の最初だけ聞いていたのですが、すごく邪魔に感じてしまったので、それからはずっとはずしていました。
 アントニオは扇雀さんの安藤で~、セバスチャンは~左団次さん?
 同性愛っほかったかな?
 

投稿: SUN CHILD | 2007/06/15 21:21

いやいや、安藤はサー・アンドルー。
アントニオは、遭難したセバスチャンを助けて以来の兄弟分の方で、権十郎さん。
シザーリオがアンドルーにからまれてるところを、こいつぁ兄貴の一大事だっ!と止めに入ったら、
ヴァイオラに「ありがとう、見知らぬ人」と呼ばれて拗ねてたでしょ。
あのシーンを「ふられた」という言い方で表現してたのが新鮮だったのよ、イヤホンの人は。

投稿: マヤK | 2007/06/15 23:12

なるほど。
確かに権十郎さんはやたらとセバスチャンに肩入れしてましたもんね。
セバスチャンがまた、美少年だから・・・。

投稿: SUN CHILD | 2007/06/17 00:52

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