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2006年7月

「RENT」

「RENT」
 日時:2006年7月28日(金)
 会場:ソラリアシネマ

 むー・・・。
 音楽はかなり私の好みだったのですが、いかんせんストーリーがいかにもアメリカ!で苦手でした。
 やっぱ邦画がいいです。邦画!
 お気に入りはエンジェル。冒頭のドラムをたたくシーンからいかにもゲイな雰囲気をたたえていましたが、心優しくて誰からも愛されるひと。弱い立場にあるからこそ、誰に対してもわけへだてなく、惜しみない愛を注げる人。ちょっとしたことに嫉妬したりいじけたりするレズのカップルと対照的でした。

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「だけど、ほらごらん」

劇団太陽族「だけど、ほらごらん」
 日時:2006年7月23日(日)15:00開演
 会場:西鉄ホール

 号泣。
 まさしくおとなのファンタジー。
 ありえないことが起こるのに、それを簡単に受け入れられるのは、本当はみんなこうだったらいいのになと思っているからではないだろうか。こんなふうに奇跡を受け入れられるなんて、とても素敵なこと。だから、七夕の夜、せめて流れ星に祈ることくらい許されてもいい。大切な誰かに会えますようにとか、愛する気持ちが伝わりますようにとか。

 誰もが幸せに暮らしたいと願っていて、なのに現実はそんな想いとは反対にどんどんつらくなっていく。
 私は「利益追求」とはちょっと離れた職場にいて、効率とか業績とかを考えることは少ないのだが、それでもそれなりに数字を要求されることはある。でも、何でもかんでも簡単に数字で測れるものではない。それは私の仕事だけでなく、何事においても。特に、介護とか文化芸術とかは、お金になるものがよいものとは限らない。もちろん、よいものがお金になればそれに越したことはないのだけれど。
 基本的にこれまで行政が請け負ってきた仕事というのは、業績とか効率とかで測れないから行政が担ってきたのであって、そこに企業の論理をそのまま転用するのは無理があるような気がする。もちろん、企業から学ぶことも多いのだけれど。
 この国で、誰もが幸せを願って生きている。その幸せはたぶん、お金儲けばっかりじゃないはず。人が人を想う気持ちで、ひとりでも多くが幸せを感じられますように。
 この芝居の向こうにそんな切ない祈りを感じて、私は泣けて仕方なかったのだと思う。

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「罪と罰と戦争と平和」

バカダミアン「罪と罰と戦争と平和」
 日時:2006年7月15日(土)19:00開演
 会場:青年センター

 上演時間2時間40分。(途中10分休憩あり)長い!けど、500円でこれだけの役者とこれだけの長さの芝居が見られるとは、なんともお得。

 「罪と罰」は野田秀樹の「贋作・罪と罰」を観て原作にチャレンジしたものの、挫折。「戦争と平和」は、どんな話かも知りません。“大地に口づけする”くだりは、野田版罪と罰のクライマックスにもあったので、この辺で「罪と罰」が終わって、あとは「戦争と平和」だったのかなーと思いました。「罪と罰」編?で終わっておいても良かったと思うのですが、タイトルどおりちゃんとつなげようとした重松さんはまじめな方ですね。
 ただ、せっかくここまでがんばって「罪と罰と戦争と平和」をつなげたのに、その向こうに思想というか想いみたいなものが見えなかったのが非常に残念でした。バカをいれこむところまではうまくいってたと思うのですが、たぶんそれじゃ終わらない人たちだと思っているので。

 役者さん。
 ひとり何役も瞬間に演じ分けたりとか、けっこう難しいことを要求されているにもかかわらず、みんなそれぞれうまくて大満足。
 冒頭、高山さんのダンスが少しだけど見られて嬉しい。
 女優さんたちも皆うまい。濱崎留衣さんはロシア人の憂鬱な感じや嘆き悲しむ芝居がとてもあってる。
 三浦としまるさんは座”K2T3のチラシで写真を見たときから絶対好みの役者だと思っていたのですが、はい、好みです。まゆげとおでこが特に。

 「生獣」同様、音楽のセレクトが非常に私好みで楽しい。今回は音楽に乗ってテンポ良く芝居が進む場面が多く、とても楽しかった。ラストは「ロ・ロ・ロシアンルーレット」ですよ。ダーティーペア、好きだったなあ。

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「変則リズム」

劇団ぎゃ「変則リズム」
 日時:2006年7月8日(土) 19:00開演
 会場:ぽんプラザホール

 噂にはかねがね聞いていたのだけれど、初見。見に行ったきっかけは「生獣」でダンサーとして登場した中村雪絵嬢。そのダイナマイトバディーにくらくら。なんだかとても華があり、その存在感に圧倒される。先日某所でお見かけしましたが、美人ですよ、彼女は。

 11編の作品の中では、トランプゲームに世界大戦を重ねた「場違いな赤」がお気に入り。頭でっかちなおとななので、こういう知識モノに弱いのです。あとは「ミュート」~「Volume22」。歌の歌詞とプロモ?のストーリーは何か関係があったのか?いや、なくても全然問題ないんです。おい、ロミオとジュリエットかい!?と心の中で突っ込みを入れてしまいました。なんかいろんな意味で盛りだくさんでおもしろかったです。
 一方で、「成長記録」とか「ポプリ」は、目の付け所は非常におもしろいとおもったのだけれど、いまひとつ何ともなかったので残念。でも、まだまだほんとにブラックでいじわる~になりきってないあたりが女の子らしくてかわいいじゃないですか。本当にブラックになってしまうと、可愛くない、やなおばさんですよ、きっと。今後そのあたり、どう可愛くキュートなおばちゃんになっていくかが非常に楽しみではあります。

 衣装。どれもかわいい。あるいはかっこいい。あるいはやばい。早変りもたくさんあって、忙しかっただろうなあ。
 装置は兄弟船のお仕事。すごいなあ。あれ、うちに欲しいですよ。万一家を建てることがあったら、あれはいただきです。
 受付周りもしっかりしてて、当日パンフレットの出来もよく、スタッフワークも万全。難を言えばチラシの写真はいまひとつだったけど。

 役者さん。
 三坂さんの金髪おかっぱはハウルですか?背が高くて、黒のスーツがかっこいいよね。一方でセーラー服も似合う。かわいい系の役どころも見てみたい。
 杉山英美さんは、ぽんではやはりうまさが際立つ。
 いちばんのお気に入りは大嶋久美さん。ああいうきれいでかっこいいおねえさんに憧れます。

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「プロデューサーズ」

「プロデューサーズ」
 日時:2006年7月5日(水)
 会場:ソラリアシネマ

ソラリアシネマでの再映を見た。¥850
 ソラリアシネマには初めて行ったのだけれど、なかなか雰囲気がよい。上映前のローカルなCMが可笑しい。特に「白熊」のCMは必見。しかし、上映が始まってみると、スクリーン横の非常口と禁煙の明かりは煌々とついたままだし、天井や壁のきらきらしたシャンデリアや白い壁に映写がちかちかして集中をそがれることこの上なし。

 上演を見逃し、知人が絶賛していたこともあって見に行った。まあ、ハリウッドによくあるミュージカル映画で、出来は悪くないと思うのだが、私の好みではなかった。ギャグとか、ストーリーとか、役者とかすべてにおいて。そんな中で、頭が悪そうでゴージャスな女優=ユマ・サーマンが良かった。

 7月19日からは「RENT」が再映。これも見逃してるので、とりあえず行きます。

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