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2006年4月

ギンギラ太陽's「スーパーマーケット三国志」

ギンギラ太陽's「スーパーマーケット三国志」
 日時:2006年4月30日(日)14:00開演
 会場:西鉄ホール

 開演前にバスやデパートなど、今回登場しないキャラたちとの撮影会あり。
 知ってたらカメラを持っていったんだけどなー。

 ギンギラの何が好きかって、モノが語るモノガタリであるところだ。
 もう最初から泣きっぱなし。
 だって、2年後の私は知っている。ダイエーホークスはソフトバンクホークスになっちゃうし、プレーオフでは2年連続優勝を逃すし、井筒屋は博多駅を追い出されるんだし・・・。ああ、そんなこと言ってるけど、こんなふうになっちゃうんだよ、あんたたち・・・と思いながら、笑って泣いた。
 三国志は全然読んだことがないのだけれど、この物語のように敵と敵が手を組み、時に味方を欺き、天下を取ったり、衰退したりしながら時代が流れていく、というストーリーなんだろうな。
 へええ、と思ったこともすごくいっぱいあった。そもそもユニードが渕上百貨店で、もともとあそこにあったことすら知らなかった。丸和にしても、壁もないような、ほぼ露天の店(←旦過の店のこと)だと思っていたのに・・・。

 衣装とかセットもかなり凝っていた。レジスター布教団の衣装がとてもかわいかったし、セリみたいな仕掛けや、電卓将軍のしょぼい(失礼)隠れ方も、おかしいんだけどちゃんと隠れててgood。

 東京における地方公演!?を経て、役者たちがぐんと成長した感じがした。
 バン役の杉山英美さんは、おばちゃんキャラが多かったけれど、今回は今までと違った表情を見せてくれた。
 個人的に最も嬉しかったのは、シリアスな表情の川口大樹くん。いいなあ。最後はお茶目な寿屋さんで登場してくれたのもよかったなー。

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「生獣(なまけもの)」

濱崎留衣・高木優一郎二人芝居
「生獣(なまけもの)」
 日時:2006年4月23日(日)20:00開演
 会場:シアターポケット

 ここ数年のクロサイの芝居では、プロレスラーになったり、乙女になったり、女子高生になったりと公演のたびに違う表情を見せてくれていた濱崎留衣さんだが、今回、彼女の魅力が存分に発揮された舞台だった。
 「とてもラブストーリーには見えない」チラシも、実は芝居の内容をちゃんと表していて、けっこういい出来だったのでは。ちゃんとラブストーリーでしたよ。

 バカダミアンは見たことがないのだけれど、知性に裏打ちされた無意味な世界が展開されていて、しかもちょっぴり社会派っぽくて、なかなかオタクゴコロをくすぐられた。隣に並んだ若者たちがうけまくっていたので、つられて一緒に笑っていたが、ワタシ的に最もうけた筋肉マンネタには誰も反応していなかった。ふん。私なんか客出しでかかっていた筋肉マンのテーマが一週間ほど頭の中で渦巻いていたのに。
 その他の選曲も、かなり私の趣味にあっていて、とても楽しかった。ラストは「ロビンソン」だもんなぁ。あれだけのために扇風機を用意したのかー・・・。バカの見本だなぁ。頭が下がります。

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規律と友情の自衛隊~村上龍「半島を出よ」

 3泊4日で集団宿泊研修に行ってきた。帰宅して翌日は那珂川の清滝で一日のんびりして、夜遅く東京からやってきた大学時代の後輩と飲みに行った。彼は2年間ほど防衛庁職員として自衛隊に勤務していたことがあり、自衛隊の話を聞いた。自衛隊では寝坊したりして時間に遅れると、遅れた本人ではなく仲間の隊員が罰(腕立て伏せとか)をうけ、遅れた人間はそれをただ見ているだけだったそうだ。武器をばらす訓練では、一つでも部品が見つからないと、やはり無くした本人ではなく仲間の隊員が全員で探したらしい。野外訓練で飯盒の取っ手がなくなったときは、4日間夜中じゅうヘッドライトをつけて探したとか。もちろんなくした本人は探させてもらえない。「あのへんでなくしたかも・・・」といえば仲間がそのへんをさがす、とか。
 宿泊訓練でもそういうことをやっていた。集団訓練(整列したり、右向け右とかやるアレ)のときは、ひとりでも間違えれば全員が罰として100メートルほど往復ダッシュ。規律を乱す行動を取るものがいれば、全員が反省レポート提出、というように。
 そんな話をテニスのコーチにしたら、「それって、必要なんですか?」と聞かれた。んー、必要だから40年も前からやってるんじゃないの?自衛隊にいた彼も「こういう訓練で仲間の連帯が深まるんですよ」と言っていた。集団訓練は、集団を維持するために必要なことなのだろう。まあ、テニスをやる人はなじめないだろうな。
********************
 一方、1ヶ月ほど前からえんえん読んでいた村上龍「半島を出よ」を、清滝の桟敷でようやく読了。

半島を出よ (上)

半島を出よ (下)

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「明日のマコ」

tobugeki-union
さかな公団001号室「明日のマコ」

 日時:2006年4月22日(土)18:00開演
 会場:北九州芸術劇場小劇場

 飛ぶ劇場内に発生した飛ぶ劇場公認創作ユニット「さかな公団」の第1回公演。
 だけれど、鵜飼秋子作品は過去オフシアターの形で「かごめかごめ」と、昨年度のNGT参加作品である「ゆうぐれスーパー」の2作品を見た。
 どれも共通して「孤独」の匂いがした。今回も例外ではなかった。

 福岡演劇フェスティバル参加ということで、5月17日(水)には西鉄ホールでの上演が予定されています。

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アビスパ福岡vs浦和レッズ

Jリーグ2006年第1節
アビスパ福岡 対 浦和レッズ
 日時:2006年4月9日(日)15:00キックオフ
 会場:博多の森球技場

 Jリーグ初観戦。
 というのも、レッズ戦を見るためにはるばる東京から大学時代の友人たちが福岡にやってきたのだ。赤い服を着て。
 福岡空港から乗り込んだタクシーは即座に走り出す。
 私「あれ?行き先言ったっけ?」
 運転手「言われなくてもわかります!」
 運転手さんによると、今日はいつもよりとてもお客が多いらしい。こんなに多いことはないらしい。
 運転手「小野伸二が来ますからねえ…」
 博多の森に着いてびっくり。客席が赤い。ビジター自由席は真っ赤っか。どう見てもバックスタンドのホーム自由席に陣取る青いアビスパサポーターより多い。旗の数も多い。私はアウェー側の指定席で、赤い人たちに囲まれての観戦。

 私の通っていた大学は浦和にあり、Jリーグ発足時には駅前が赤に染まり、レッズが勝てば飲み屋ではビール半額という世界だった。まあ、三菱時代から非常に人気のある強豪チームではあったけど。今日も、私でさえ知っている選手がたくさんいたもんね。小野とか岡野とか三都主とか闘莉王とか。あたりまえだがうまい。パスは正確だし、走れば速いし、競えば勝つし。
 自分のもっていきたいところにボールをもっていけるということは、自分が表現したいことを正しく相手に伝えられるということと似ているような気がした。それができるようになるためには技術が必要だし、練習が必要だし、コミュニケーションが必要だよなぁと思った。素晴らしいプレーは人を感動させる。素晴らしい芝居と同じように。

 試合は0-0のまま折り返し、後半アビスパもよくがんばるも両チーム無得点のままロスタイムに突入。その時、コーナー近くで野人・岡野にボールが渡った。
 「やばい・・・」
 案の定、ボールは赤い人たちの間を次々に渡り、ゴール・・・。レッズファン総立ちで大喜び!むー・・・私は大変びみょーな気分で球場を後にしました。

 次はバックスタンドのホーム自由席の横で見るぞ!一緒に行ってくれる人募集中。

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「ミス・ダンデライオン」「あしたあなたあいたい」

演劇集団キャラメルボックス ハーフタイムシアター2本立て
「ミス・ダンデライオン」「あした あなた あいたい」
 日時:2006年4月1日18:00開演
 会場:メルパルクホール福岡

 ハーフタイムシアターと銘打って、1時間の芝居を2本立て上演。
 
 昨年冬の「クロノス」に続いて梶尾真治氏の「クロノス・ジョウンターの伝説」を舞台化。
 「クロノス」は未見のため、DVDを購入。ついでに原作本も購入したが、未読。あと、この原作は「この胸いっぱいの愛を」というタイトルで、昨年に映画化もされているけど、これも未見。梶尾真治氏は「黄泉がえり」(←見てない)の原作者でもあるそうです。

 時間軸としては、「クロノス」→「あした あなた あいたい」→「ミス・ダンデライオン」の順か。私は「ミス・ダンデライオン」→「あした あなた あいたい」の順で鑑賞。

 甘いです。べたべたのラブストーリー。若いときはこのくらい甘いのが欲しいものですが、年を取ると「運命の王子様とかおらんし!」みたいな現実が見えてしまっていけません。個人的には「ミス・ダンデライオン」のほうが好きでした。がんばる女性が主人公だったからでしょう。たぶん私はこの小説に登場するような男性が好みではないのだと思います・・・。でも、結婚するならこういう男性のほうがいいのでしょう。

 演出がうまい。
 未来に弾き飛ばされてしまうところなど、明かりをうまく使って処理されていたし、小道具の出し入れも自然な感じでされていて、非常に舞台らしい。過去と現在の自分が出会うシーンもとても印象的でした。

 次回公演は演出にマキノノゾミ氏を迎えての「俺たちは志士じゃない」。今回公演でも隈部さんという人が初めて脚本に参加していたけれど、劇団結成21年目を迎えてもとどまることなく挑戦し続ける集団であります。さらに、キャラメルボックスは今年“福岡強化年間”だそうで、11月2~5日まで、西鉄ホールでの公演が決まっています。見ましょう。見ないと来てくれなくなるよ。好みはあると思いますが、若い人は見ておいたほうがいいと思う。いろんな意味で。

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