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2006年1月

「屋根の上のバイオリン弾き」

「屋根の上のバイオリン弾き」
 日時:2006年1月26日(木)
 会場:博多座

 たなぼたチケットで観劇。

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以前にも書いたが、アル中である。
 アルコール中毒じゃなくてアルフィー中毒!

 現在、お台場と呼ばれる人気観光スポットが“東京湾13号埋立地”と呼ばれていた頃、アルフィーはそこで約10万人を集めるコンサートを行った。とても行きたかったのだけれど、当時は「東京」なんて自分の行ける場所だとは思っていなくて、行かなかった。あとからいろんな映像や書籍を見て、行かなかったことを猛烈に後悔した。

 その1年後、アルフィーは静岡県の日本平という場所で、オールナイトコンサートを行った。もうあんな後悔はしたくない!と、私は親の反対を全く聞き入れず、自分の貯金をおろして新幹線の切符を買い、課外授業をサボって静岡へと向かった。夏の暑さ、時に雨が降り、びしょぬれになりながら歌って踊って泣いて笑って迎えた朝には、遠く朝焼けの中に富士山のシルエットが浮かび、やがてまぶしい朝日が私たちを照らした。手の届きそうなところを雲が流れていた。
 あの日、私の中で確実に何かが変わった。

 それから10日ほどたって迎えた誕生日、一緒にコンサートに行った友人が、小さな手回しオルゴールをくれた。曲目は「サンライズ・サンセット」。ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」のナンバーの中で、最も有名な曲である。

 さて、ここで問題です。友人はなぜ私へのプレゼントに、この曲を選んだのでしょうか。

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 たさかさんが書いている通り、市村正親が屋根の上でバイオリンを弾く話ではなかった。歌ったり踊ったりするより、芝居に重きをおいた大人向けのミュージカルである。客席の大人は、後半鼻をすすりながら見ていた(風邪じゃないと思う)。まあ、思わぬところに嫁に行く娘も親不孝だが、いつまでも嫁に行かずに劇場にばかり通う娘も親不孝である。ごめんよ<うちの親。
 市村正親さんは、「モーツァルト!」で父親役をやっていたのだけれど、そのときは最後まで市村さんと認識できなかった。今回は主役ということで、市村節全開。うまいよなあ。お客さんを存分に楽しませる役者だよねぇ。
 もう一つの楽しみは吉野圭吾さん。彼にはもっと歌って踊ってほしかったなあ。すごく体が切れるんだよね。まあ、いろんなものにチャレンジして、もっともっと幅を広げて活躍してほしい役者さんです。

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 それでは答えです。
 「コンサートタイトルが“SUNSET SUNRISE”だったから」
 びみょーに違うんですが・・・。このオルゴール、当時の思い出の品々と一緒に、今も手元にあります。

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「博士の愛した数式」

「博士の愛した数式」
 日時:2006年1月25日(水)
 会場:ユナイテッドシネマズ福岡

 数学は苦手だった。基本的に数学に興味がなかったのだと思う。
 それでも高校を卒業するまでがまんして数学をやり続けた。とりあえず勉強したことは全部使っておこうという貧乏性な性格のためである。『数の悪魔』なんて本を読んではせっせと階乗を計算してみたりもした。でもやっぱり数学は苦手・・・。

 静かな、大人の映画だった。
 吉岡秀隆演じる数学教師=ルートの、思い出話を交えた数学の授業で語られる「博士」と、幼少時代のルートとその母である「家政婦」の静かな生活。もちろんその裏側には様々な事情がある。けれども、家政婦の博士に対するそして博士の、家政婦やルートに対する気持ちのなんと美しいことか。その一方で、家政婦に嫉妬する義姉のなんと醜いことか。
 何かを愛する心は美しい。シンプルな数式のように。

 ただまっすぐに、大切なものを、愛していこう。ありのままに。
 それはとても自然なことで、美しいことで、当たり前のことなのではないか。
 そう、数字のように。
 そんなことを思った。

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「THE有頂天ホテル」

「THE有頂天ホテル」
 日時:2006年1月20日(金)
 場所:ユナイテッドシネマズ

 文句なく楽しめる。
 キャストは豪華だし、ストーリーはぎっちぎちに詰め込まれているし、あることあることいちいちおかしいし、ちょっと切なくなったりもして、文句なし。単純に笑って楽しみたい人には、三谷作品は本当にお薦めです。
 松たか子さんはいろんな顔を持っていますね。英も良いけど、こっちの彼女のほうが好きです。

 大晦日のホテルが舞台なんですが、新年って、なんだか新しい気分になって、新しいことを始めてみたくなってしまうじゃないですか。1月1日なんてたかだか12月31日の次の日でしかないと感じてしまう今日この頃なのですが、それでも気持ち切り替えてみるか~という気分にさせられてしまう。そんな気分が感じられて、ちょっと切なかったりおかしかったりしたのでした。

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ぽんプラザホールロングランシアター「福博桜館」公開稽古

ぽんプラザホールロングランシアター「福博桜館」公開稽古
 日時:2006年1月7日(土)
 会場:ぽんプラザホール

 どうしよっかなーと思いつつ天神に出て、バーゲンを見る気力もなかったため、てくてく歩いてぽんプラザへ。15時半から、後半の1時間半くらいを見学。

 ホールに入ったところ、椅子をドンドコたたいていた。太鼓?山下晶さんがなかなかリズムに乗れず苦戦中。意外。
 その後休憩をはさんであるシーンの稽古。何度か止めながら通してみて、日下部さんがエチュードを指示。一瞬役者たちの間に、えっ?という空気が流れた。エチュードに慣れていない役者もいたようで、うまく目的を達成でききなかった模様。
 最後にもうひとつ別のシーンをやって、公開稽古終了。

 轍は見たことがないのだけれど、この稽古風景をみた感じではいわゆる”小劇場”とはちょっと違う芝居を見せてくれそうだった。役者では山下さん、次賀さんが気になった。それから、酒瀬川さんが男勝りの女性役でいい感じ。楽しみ。

 公演詳細はFPAPホームページからどうぞ。
 当日の模様はこちら

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