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第3回福岡アジア美術トリエンナーレ2005

第3回福岡アジア美術トリエンナーレ2005
 日時:2005年9月18日(日)
 会場:福岡アジア美術館

 私が現代美術と出会うきっかけになった展覧会でもある。
 美術館といえば、静かに絵や彫刻を見るところ、という先入観を粉砕。実にヘンなもの満載。いずこからか雄たけびは聞こえてくるわ、虫眼鏡片手に床に這いつくばって見る展示はあるわ、いろいろ作ったり操作したりもできる。
 もちろん、絵も彫刻?もあるけど、今回はビデオインスタレーションが多い。

 私が現代美術を好きなのは、それがどこかで現実とつながっていることがわかりやすいからだ。そして、ダイレクトに私の心を打つ。
 
 たとえばパキスタンのバニ・アビディのビデオ作品。インドとパキスタンの関係を垣間見ることができる。
 もっと個人的なものを表現するものありだな、と思わされたのはピウス・シギット・クンチョローの「パパ」。家族関係についての作品を作り続けていた人らしい。それからチャン・ユン・ティアの、死亡記事の写真を刺繍する作品。ビョー・ジーの母と子。
 あと気に入ったのは、ヤン・ジャンジョンの360度マルチスクリーンの映像。チャックリット・チムノークのバナナの皮で作られた衣装やバッグ。
 ツァオ・フェイの作品は実際に着てコスプレが可能。 

 無料で見られる・参加できる展示もたくさんある。
 今となってはメジャーになってしまったオタク文化が満載『不思議博物館・展示室A』!「メイドカフェではありません」が、「不思議子ちゃん」というメイドキャラがいて、お駄賃をもらってお茶を運んでくれるらしい(主として土日祝)。館長(制作者・角孝政氏)が実に嬉しそうに会場にいたのが印象的。この人、私と誕生日が同じなんだぁ。ちょっと複雑・・・。

 5階アナトリウムガーデンでは、3月20日に行われる予定で、福岡西方沖地震のため開始7分前に中止になった「アジア楽市楽座」が『リターンズ』と銘打って開催されていた。この日は、アーティストたちも多数参加していて、会場はかなり雑多な雰囲気に包まれていた。

 カフェもリニューアルオープン。アジア麺などもあって、おいしそう。(不思議子ちゃんはここからお茶を運んでくれる)

 11月27日まで。会期中は天神に行くたびにあじ美に寄ってしまいそうだ。
 この展示会はロビーだけでもかなり楽しめるので、リバレインでランチやお茶などはいかが。天神よりも空いていて、ゆったりしたセレブ気分が味わえます。地下2階のアートリエもお薦めのカフェです。

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