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2005年1月

「パッチギ!」

「パッチギ!」
 監督:井筒和幸
 出演:塩谷瞬、沢尻エリカ、高岡蒼佑、楊原京子、尾上寛之、真木よう子、小出恵介、波岡一喜、オダギリジョー、光石研 ほか

20年来のアル中である。アルコール中毒ではない。アルフィー中毒である。
 この映画を知ったのは、アルフィーのファンクラブから来た「抽選で試写会にご招待します」というメールだった。
 ???どうしてアルフィーとこの映画が関係あるの?
 
 HPで、この映画を作るにあたって、再結成されたザ・フォーク・クルセダーズのメンバーだった坂崎幸之助氏にインタビューし、それが大きなウェイトを占めていること、幸ちゃんをモデルにした「坂崎」という酒屋の青年が登場すること、主人公の名も「康介」、ニックネームは「こうちゃん」であることがわかって、私はどうしても行かねばならんと思わされてしまったのだ。

 なんとも激しい映画だった。 
 喧嘩のシーンは、やっぱりあれだけド派手にしないと現実に勝てないからなのかな、と思った。喧嘩も差別もいいことじゃない。それを伝えるのに必要な激しさだったと思う。
 
 好きだったのは、円山公園での宴会のシーン。
 そして、「悲しくてやりきれない」が流れるシーン。
 
 大友康平がよかった。ほんの短いシーンだったけど、彼の背負っているものが見えた気がした。
 あと、波岡くんが気に入りました。

 この映画を観て、改めて坂崎幸之助がアコースティックギターを持っている理由に気づいた。小学生の頃はビートルズの大ファンだった幸ちゃんがフォークにはまったのはなぜなのか。康介と同じように、幸ちゃんも墨田川を眺めながら思いにふけっていたのだろう。「下町の神童」と呼ばれた幸ちゃんの成績がガタ落ちしていた頃。

 是非、たくさんの若い人に見てもらいたい。
 彼らにどれほど何が伝わるのか、知りたい。
 それから、いろんなことを忘れかけている大人たちにも。

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one against 2~安部貴住×空室

one against 2
 日時:2005年1月22日(土) 19:30~
 場所:art space tetra

「one against series とは、art space tetra にて2004年6月12日に始まったイベントシリーズである。その基本コンセプトは、アーティストとミュージシャンが同じ時間・同じ場所に出演することにある。観客は限られた時間の中、演奏とアートワークを同時に目の当たりにする。その後、完成された作品はart space tetra にて展示される」(チラシより)

安部貴住:福岡を拠点に活動しているアーティスト。彼の作品は、光や空気、温度など、実際には見えないもの、聞き取れないものを感覚化し、導き出すことを目的としている。
空室:ギターや様々な電子機材を使用する福岡出身の即興音楽バンド

 7時半過ぎ。
 バンドのセッティングがなんとなく始まる。安部さんも映像や素材の準備を始める。
 空室の演奏がなんとなく始まり、即興の演奏が流れるなか、床にトイレットペーパーが敷き詰められていく。飛ばないように?水で湿らせながら、隙間なく。
 両側の壁には映像が映される。ひとつはゾウリムシのようなものがうようよしている。もうひとつは、画面に赤いインクがぽつぽつと誑されていく。

 トイレットペーパーを敷き詰めたら、今度はカプセルに赤い絵の具をつめ、ひとつまたひとつと、敷き詰めたトイレットペーパーの上に投げる。適当な数をまいたら、その上からまたトイレットペーパーを敷く。敷くときにカプセルを踏むと、赤い絵の具がにじむ・・・。

 床に積み上げられたトイレットペーパーを見たときに、中学3年生のときの体育祭を思い出した。担任を仮装させるリレーだった。わがクラスはトイレットペーパーで担任をミイラ男にする、予定だった。実際は、トイレットペーパーは切れやすく、担任はぼろぼろの負傷兵みたいになった。
 敷き詰められたトイレットペーパーは、降り積もる雪のようだったし、
 巻かれた包帯のようにも見えた。
 ぽつぽつと増えていく赤いカプセル。血がぽたぽたと落ちるように。包帯ににじむように。
 それは、まっさらな雪が汚されていくようでもあり、
 鮮やかな赤はきれいでもあった。

 雪が降り、踏みしだかれ、汚され、やがて溶ける。
 生まれて、やがて死ぬ。
 
 安部さんのテーマに「循環」というのがあるそうなのだが、そんなイメージだった。

 ずっとバックで流れていた音楽は、邪魔ではなく、うるさくもなく、かといって侵入してくるわけでもなく。
 おたがいにどんな刺激になっていたのか、あるいは関係なかったのかは、見ていただけではわからなかった。

 この作品は、art space tetra にて、1週間展示されます。

 安部貴住個展
 2005年1月23日(日)~30日(日)
 開館 午後1時  閉館 午後8時 入場無料
 art space tetra

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「約三十の嘘」

「約三十の嘘」
 監督:大谷健太郎
 出演:椎名桔平・中谷美紀・田辺誠一・八嶋智人・妻夫木聡・伴杏里
 日時:2005年1月16日(日)
 
 MONOの芝居を映画化。
 残念ながら芝居の方は見ていない。
 大阪発札幌行きの豪華夜行列車’トワイライトエキスプレス’の車中でくり広げられる、詐欺師たちの物語。

 仲間内で騙したり、騙されたり。
 これは詐欺師の話だけれど、このまま「劇団」に置き換えても成立しそうな、鴻上尚史言うところの「濃い人間関係」の話だった。
 「また一緒に仕事しようよ」とか「私たち、仲間だよ」とかいうせりふは、舞台上で演じられながらとても切なく響いただろう。

 時折挿入される伏線。
 駅が映されないため、列車がどこを走っているかよくわからず、時間の流れもあいまいなまま、いつ駅に着くのか、特に後半どきどきさせられる。
 
 役者もみな芸達者。
 中谷美紀に、あんなうるうるした目で見つめられたらたまんないんだろうなあ。
 妻夫木はかわいかったなあ。
 八嶋さんはうまいよなあ。MONOではきっと土田さんがやったんだろうなあ。

 ところで。
 あれだけ表にでているにもかかわらず、この映画には動くゴンゾウが登場しない。
 くー。DVD買えってか?
 
 

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「東京タワー」

「tokyo tower」
 出演:黒木瞳・岡田准一・寺島しのぶ・松本潤 他
 日時:2005年1月15日(土)

 私は江國香織の大ファンである。
 これまで彼女の作品はいくつか映画化されているけれど、ほとんど大はずれだった。「冷静と情熱のあいだ」に至っては、見るまでもないと思ってしまったくらい・・・。
 ファンであるから当然原作の「東京タワー」も読んでいて、映画が始まって10分で、「あ、はずれだ」と思ってしまった。
 キャストが原作のイメージと違うの。でも、これに関しては役者それぞれが頑張っていて、それなりに魅力的だったので、原作と映画は別ということでよしとしよう。
 
 この物語、原作を読んだ時点であまり好きではなかったけれど、まあ、若い男の子の話、だと思っていた。
 でも、映画の印象では女性の話だった。
 手に入れた家庭とか仕事とか夫とかいう安定を手放せず、幸福なようでいてなんだか満たされない女たち。年上の女に入れ込む若い男をしたたかに見つめる女の子たち。そんな女たちに翻弄される透と耕二。

 ここまではほぼ原作どおり。まあ、うまくまとまっていたと思う。
 しかし、映画では原作にないその後の物語が続く。
 これがいただけなかった。特に、母親や詩史の夫のエピソードは、ラストへの伏線だろうとはいえちょっとひどいなと思った。ラストもねぇ・・・。これは東京の物語なのに、あれじゃあ二人が一緒になるにはすべてを捨ててこの世を去ってあの世に行くしかないという、心中物みたいじゃないですか。

 とはいえ。
 とにかく寺島しのぶがいい。
 これまで私が見たどの寺島しのぶも、なんだか違うという印象しかもてなかったのだけれど、喜美子さんは、寺島しのぶらしい、魅力的な喜美子さんだった。何しろ、決して美人ではないけれどすごくかわいい。頑張っていて、けなげで、激しく、情熱的で、そして悪魔。松潤にはもっともっと彼女にはまってもらいたかった。そして、喜美子さんにはもっと幸福なその後を用意して欲しかった。ああいう女は幸せにはなれないんでしょうか。ああいう女が幸せを手に入れるにはどうしたらいいのでしょうか。誰か教えて欲しいです。

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改・FREE’ズ+「バンク・バン・レッスン」

ぽんプラザ火曜劇場改・FREE’ズ+「バンク・バン・レッスン」
 日時:2005年1月10日(月) 20:00開演
 会場:ぽんプラザホール

火曜劇場の第1弾。
 改・FREE'ズ+は、二人の役者を中心に、公演の度に役者を集める方式で、今回が3度目の公演らしい。

 脚本は高橋いさをのもの。エチュードで創られたものっぽかったけれど、こういうのを「メタフィクション芝居」とかいうらしい。まあ、ちゃんとした脚本を使えば、半分成功したようなものだ、と鴻上尚史も昔言ってた。

 改めて。
 演劇というのは、総合芸術だということを痛感した。
 良くも悪くも、改・FREE'ズ+は役者集団だと思った。でも、役者だけでは演劇はできない。脚本は既存のいいものを使えばよい。けれど、役者のほかに、演出家と、音響スタッフと、照明スタッフと、舞台装置と、制作が必要。それらがみんなそれぞれいい仕事をしてこそ、いい演劇が出来上がる。もちろん、役者がその何役かを兼ねる場合もあるだろう。でも、今回のこの公演では、役者はあくまでも役者でありたいのだろうなと思った。でも、それじゃいい芝居はつくれない。

 たとえば、舞台。役者の声の響き具合や足音が非常に気になった。今まで何度もぽんプラザホールで芝居を見たけれど、これほど残響が大きいことはなかった。舞台床、履物、壁の暗幕。そういったものでカバーされていたのだと思う。
 たとえば、音楽。選曲があまりにも安直ではないかと。あんな有名な曲を使うと、イメージが大きすぎて、逆効果の場合もあるのではないかな。

 いっておくが、これは今回の公演が悪かったということではない。よい脚本とよい役者が揃っているのだから、あと、よいスタッフを集めればもっとよいものができるのに、ということだ。FringeBlogの荻野さんの意見も然り、一人では演劇はできない。そして私は多分、演劇のそこに憧れている。
 

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2004年全観劇

2004年に観劇したものは、全部で33本。だと思う。
地元の芝居がほとんどなく、来福とか遠征ばっかりでしたね。
blogに感想のないものにはひとことずつコメントをつけました。

「レ・ミゼラブル」
 日時:2004年1月4日(日)17:00開演 
 会場:博多座
  *観たのは2回目なんだけど、こんなに展開速かったか?

G2プロデュース「止まれない12人」
 日時:2004年1月9日(金)19:00開演
 会場:大野城まどかぴあ大ホール
 *多彩な役者たちに満足。

ギンギラ太陽’s「路線なき戦い」
 日時:2004年1月10日(土)18:00開演
 会場:西鉄ホール
  *かぶりものもさながら、しっかりと物語を作りこんであった。

青年団プロデュースVol.11「夏の砂の上」
 日時:2004年1月12日(祝)14:00開演
 会場:北九州芸術劇場小ホール
  *「どうでんよかたい。なんでんよかたい」というせりふが残っている。

「リチャード三世」
 日時:2004年1月31日(土)18:30開演
 会場:北九州芸術劇場大ホール
  *観客を完全に物語世界へと引きずり込む蜷川演出に脱帽。

蜷川幸雄演出「タイタス・アンドロニカス」
 日時:2004年2月19日
 会場:メルパルクホール福岡
  *こちらも素晴らしい演出。シェイクスピア初期の残酷で荒削りな物語をうまく表現した吉田鋼太郎さんも素晴らしかった。

劇団東京ヴォードビルショー「その場しのぎの男たち」
 日時:2004年2月28日(土)15:00開演
 会場:メルパルクホール福岡
  *さすが三谷脚本、最後の最後まで油断できない。笑わされる。

クロックアップサイリックス「漂白詩人」
 日時:2004年3月21日
 会場:ぽんプラザホール
  *最初っから最後まで泣きながら見た・・・。

「透明人間の蒸気」
 日時:2004年3月27日
 会場:新国立劇場中劇場
  *宮沢りえちゃんのひたむきでまっすぐで無垢な姿が美しかった。

転球劇場「ケ・イ・ジ」
 日時:2004年4月18日
 会場:西鉄ホール
  *あまり好きなタイプの芝居ではなかったけれど、サンバはヘンで楽しかった。

KOKAMI@network「ハルシオンデイズ」
 日時:2004年4月24日
 会場:西鉄ホール
  *これも泣きながら観た。せつない。

阿佐ヶ谷スパイダースPRESENTS「はたらくおとこ」
 日時:2004年5月1日(土) 13:00開演
 会場:ももちパレス
  *さすがの阿佐ヶ谷スパイダース。どんなにグロい芝居でも、見終わったあとに嫌な気分にならない。

日本総合悲劇協会「ドライブイン カリフォルニア」
 日時:2004年5月22日(土) 19:00開演
 会場:福岡市民会館
  *松尾スズキもね、見終わったあとになんかカタルシスを感じる。

劇団☆新感線「髑髏城の七人~アカドクロ」
 日時:2004年5月23日(日) 13:00開演
 会場:ウェルシティ大阪厚生年金会館大ホール
  *実際の舞台もいいけど、映像版がよかった。ま、同じ芝居なんですけど。古田新太がかっこいい!

劇団・太陽族「空の絵の具」
 日時:2004年7月17日(土)19:00開演
 会場:西鉄ホール
  *うーん・・・。謎を積み上げられて終わってしまった感じ。客入れの音楽が懐かしかった。

演劇集団キャラメルボックス「BLACK FLAG BLUES」
 日時:2004年8月28日(土) 19:00開演
 会場:メルパルクホール福岡
  *若手が少しずつ成長しているのが感じられて、キャラメルを見るのはそれなりに楽しい。

飛ぶ劇場「Red Room Radio」
 日時:2004年9月4日(土) 18:00開演
 会場:西鉄ホール
  *泊さんもどんどん先へ行く。多分、このときよりもこの芝居は成長していると思う。

ク・ナウカ「アンティゴネ」
 日時:2004年10月2日(土) 19:00開演
 会場:北九州芸術劇場中劇場
  *シンプルでもちゃんと伝わるものがある舞台だった。

「ミス・サイゴン」
 日時:2004年10月9日(土)
 会場:帝国劇場
  *え~こんな話だったの?とびっくり。

「赤鬼~日本バージョン」
 日時:2004年10月10日(日)14:00開演
 会場:Bunkamuraシアターコクーン
  *ええ話や・・・。

「髑髏城の七人~アオドクロ」
 日時:2004年10月11日(月)13:00開演
 会場:日生劇場
  *贅沢の極み。染五郎はいうまでもなく、ラサール石井がうまかった。

「踊りに行くぜ!!vol.5」
 日時:2004年10月21日(木) 19:00開演
 会場:イムズホール
  *ダンスってわからないものだと思っていたけど、ちょっとわかったような気になれた。

ミュージカル「エリザベート」
 日時:2004年10月24日(日) 12:00開演
 会場:博多座
  *初演ほどの感動?はなかったものの、トート登場のシーンにはやはりぶっ飛んだ。
 
少年王者館・KUDAN Project「真夜中の弥次さん喜多さん」
 日時:2004年11月6日(土)19:00開演
 会場:北九州芸術劇場小劇場
  *なんともすごかったので、消化し切れていません。

ギンギラ太陽’s「南国から来た寒いヤツ」
 日時:2004年11月13日(土)18:30開演
 会場:嘉穂劇場

H・アール・カオス「白夜」
 日時:2004年11月21日(日)16:00開演
 会場:北九州芸術劇場中劇場

MONO「相対的浮世絵」
 日時:2004年12月4日(土) 14:00開演
 会場:北九州芸術劇場小劇場

KOKOMI@network「リンダ リンダ」
 日時:2004年12月18日(土) 14:00開演
 会場:メルパルクホール福岡

あなピグモ捕獲団「ペーパードライブ」
 日時:2004年12月19日(日) 14:00開演
 会場:キッドアイラックアートホール
  *一生ついていくからね。

代々木アニメーション学院福岡校「聖ミカエラ学園漂流記」
 日時:2004年12月23日(木) 17:00開演
 会場:博多区民センター大ホール

西鉄ホール5周年企画「すぎのとを」
 日時:2004年12月26日(日) 18:00開演
 会場:西鉄ホール

NODA・MAP「走れメルス~少女の唇からはダイナマイト」
 日時:2004年12月28日 19:00開演
 会場:シアターコクーン

SHINKANSEN☆RX「SHIROH」
 日時:2004年12月29日 13:00開演
 会場:帝国劇場

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「新・近松心中物語」

蜷川幸雄・演出「新・近松心中物語」
 日時:2005年1月3日 16:30開演
 会場:博多座

 近松の「冥土の飛脚」を読む機会があった。新口村の場面で、その美しい日本語に感動して涙が出た。
 そういうわけで、この芝居にも期待していたのだけれど、思っていたのとは全然違った。
 正直に言って、脚本が好きになれなかった。何度も再演されているようだけれど、やっぱり日本人はこういう物語が好きだからなのかなあ。もちろん私も嫌いなわけではないのだけれど。

 阿部寛はテンションの高い芝居が持ち味だと思うのだけれど、最初から最後までまじめで実直な男で、ちょっともったいなかった。もちろん、小判をまくシーンや心中の場面では豹変しなければならないのだが、まだまだはじけきれていなかったように思う。
 寺島しのぶもテンションの人だと思うのだけれど、梅川はきれいで、やさしくて、女らしくなければならなくて、やっぱりイメージとちょっと違う気がした。
 そもそもこの二人が、ものすごく愛し合っているとか、心中しなければならない経緯がわかりにくかった。
 チラシには「近松門左衛門作品より」としか書いてないけれど、少なくとも「冥土の飛脚」とお亀・与兵衛のものがたり「卯月紅葉」「卯月潤色」を事前に知っておいた方がいい。

 お亀の須藤理沙が、まっすぐでかわいい。いいなあ、こういう人。
 田辺誠一は最初から最後まで情けなくて、それはそれでよかった。この物語、実は与兵衛さんが主役じゃないの!? まあ、田辺さんがあまりにもうますぎてもよくないのだろうけれど。
 
 水とか降りもので会場のお客さんを物語世界に巻き込んでしまう蜷川さん得意の演出は健在。
 ああいうことされると、やっぱり舞台の世界に引き込まれてしまいます。
 
 ラストシーン、なんだかんだいって、どんなふうになろうとも生きて、食べて、飲んで、抱いて、浮かれて騒いで楽しんだものが勝ち、と言われているような気がした。うん。

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