「THE ALFEE’S LEGACY」

「THE ALFEE's LEGACY~50年の足跡~」

 日時:2025年5月6日(祝)

 会場:岡山天満屋6階葦川会館

 

 1月に熊谷で開催されたときに行こうと思っていたのだけれど、帰りの飛行機に間に合うためにはかなり朝早くに滞在先を出なければならず、面倒になって諦めた。5月に岡山、6月末に福岡でもあるし。あとで、熊谷はかなり混雑していたらしいと聞いて、きっと行ってもゆっくり見られなかったなーと思った。

 ゴールデンウィークは毎年岡山の実家に行くので、その時に寄れるじゃん!と思っていたのだが、実家田舎過ぎて、最終日の閉場時間に間に合うためには朝9時のバスに乗らなければならなかった。昼12時半のバスだとぎりぎり。実家でのんびりしたい気持ちもあったが、行くことにした。

 実家から乗り継いだバスの終点は天満屋バスセンター。いつも岡山駅前でバスを降りるので、終点まで行くのは初めて。バスを降りてエスカレーターを上がったところは、天満屋百貨店の別館のような建物だった。渡り廊下をわたって本館へ行く。天満屋は古い老舗の百貨店だった。なんと創業100年らしい。

 会場は6階ということで、エスカレータで上がっていくと、本館から屋根付きの渡り廊下を渡った先に会場である葦川会館はあった。渡り廊下は自販機やテーブルが置かれた休憩所になっていた。旅の荷物が大きかったので、受付の人に聞いて、店内にあるコインロッカーを案内してもらった。大きな荷物が入るロッカーもある。無料。さすが老舗百貨店!

 

 荷物を預け、地下の食料品売り場でおかずを買い、持ってきたおにぎりと一緒に休憩所でお昼ごはん。

 腹ごしらえも済み、もちろんイヤホンガイドも借りて、いよいよ会場内へ!

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「蒙古が襲来」

パルコプロデュース2025

東京サンシャインボーイズ 復活公演「蒙古が襲来」

 日時:2025年4月26日(土)18:00開演

 会場:キャナルシティ劇場

 

 私が本格的に劇場通いを始めたのは、就職して北九州にやってきた1995年の4月から。東京サンシャインボーイズは1995年の1月に「東京サンシャインボーイズの『罠』」で30年の充電期間に突入してしまったので、私が東京サンシャインボーイズの本公演を観ることは一度もなかった。

 三谷幸喜さんの名前は「やっぱり猫が好き」の脚本家として知ったような気がする。とはいえ、我が家では深夜にテレビを見ることができなかったし、ビデオテープに録画してまで見ようとも思わなかったので、番組自体は観たことがなかった。そのうちドラマ「振り返れば奴がいる」とか「古畑任三郎」「王様のレストラン」等でゴールデンタイムに三谷さん脚本のドラマが見られるようになり、西村雅彦さんや伊藤俊人さん、小林隆さんといった劇団の役者さんたちもテレビで観るようになった。

 ”東京サンシャインボーイズの次回公演は2024年の「リア玉」”ということで、そのチラシだけは何度も目にしていた。だけど当時は30年後なんて想像もつかなかった。でも、本当に2024年はやってきて、本当に復活公演の日はやってきた。充電期間突入の時に舞台に立っていた役者たちと共に。

 

 開演前のアナウンスは山寺宏一さん。客席からおおっ!と歓声が上がる。

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「絢爛とか爛漫とか」

ホワイトノイズ#02「絢爛とか爛漫とか モダンガール版」

 日時:2025年4月19日(日)19:00開演

 会場:ぽんプラザホール

 

 ホワイトノイズの第2弾は、1993年に上演された飯島早苗作の4人芝居。昭和の初め、若き文士たちを描いた作品。多くのカンパニーに上演されている作品らしい。
 飯島さんの脚本なら絶対に面白いだろうから見てみたい…。ギリギリまで迷ったけれど、行けそうだったので直前に予約して久しぶりにぽんプラザホールへ。

 

 

 

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「昭和元禄落語心中」

ミュージカル「昭和元禄落語心中

 日時:2025年4月19日(土)12:30開演

 会場:福岡市民ホール大ホール

 

 ミュージカルはそんなに好きではないので、わざわざ観に行こうとは思わないのだけれど、新しい大ホールも見ておきたかったし、チケットが買えたので、見に行くことにした。が、チケット代高い!

 

 雲田はるこ原作の漫画をミュージカル化。過去にアニメやNHKのドラマにもなっているらしい。知らなかった…。ドラマでも山崎育三郎さんが助六役を演じ、それが縁で育三郎さん企画でミュージカルになったらしい。

 

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「片思い世界」

片思い世界

 日時:2025年4月18日(金)

 会場:ユナイテッドシネマ福岡ももち

 

 仕事が早く終わり、次の予定まで3時間ほど空いた。時間つぶしに「片思い世界」を観ることにする。

 脚本は坂元裕二。「東京ラブストーリー」の脚本家として一躍有名になったけれど、その後彼の書くドラマを観ることもなく数十年。「カルテット」に松たか子と高橋一生と満島ひかりと松田龍平と吉岡里帆が出るというので観た。それぞれの役者さんたちもとても魅力的だったけど、宮藤官九郎が登場したあたりから、まさかの展開に号泣。続いて「大豆田とわ子と3人の元夫」もキャストに惹かれて観た。号泣。映画「怪物」もよかった。

 万が一にもつまらなかったとしても、この3人の主演女優が見られるならそれで十分だろう。

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「侍タイムトリッパー」

侍タイムスリッパ―

 日時:2025年4月6日(日)

 会場:イオンシネマ大野城

 

 山口馬木也さん主演。

 江戸時代の侍が現代にタイムスリップして、時代劇俳優として活躍する、というストーリーの映画。公開前からとても話題になっていて、観たいなぁと思いつつ逃してしまっていた。映画賞を総ナメにし、おかげでロングラン上映。調べてみたらイオンシネマで大野城の上映が時間的にちょうどよかったので、大野城まで行ってみた。

 イオンシネマって55歳以上はもれなく1100円で映画が見られるんですね!知らなかった…。いやー、歳を取ってよかったなー。家の近くにも職場の近くにもイオンあるけど、イオンシネマはない。是非西のほうにもイオンシネマオープンしてほしい!今の職場は仕事終わりに映画を見に行く場所がなく、一度家の前を通過してから劇場へ行くか、下手すると高速に乗って映画を観に行かなければならない。おかげですっかり映画館から足が遠のいている。

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「見上げんな!」

万能グローブガラパゴスダイナモス「見上げんな!」

 日時:2025年4月5日(土)18:00開演

 会場:福岡市民ホール中ホール

 

 福岡市民会館の閉館に伴って新しくオープンした福岡市民ホール中ホールの初回公演を飾るのは、万能グローブガラパゴスダイナモス×ゴジゲン×小山田壮平。ガラパの川口大樹さんの脚本を、ゴジゲンの松尾大悟さんが演出。音楽を小山田壮平君が担当する。

 大濠高校演劇部を母体にしたガラパ。川口くんが3年生の時の、2年生が壮平さん、1年生が椎木くんだったとか。椎木くんのバイタリティは全然後輩っぽくなくて、川口くんより2つも学年が下だとは意外。

 

 会場に着いてホール周辺を見て回る。須崎公園だった場所は木々が随分と減って、コンクリートで固められている。ホール入り口につながるスロープもさっぱりしたコンクリ打ちっぱなし。ホールロビーもすっきり。カフェカウンターは簡易的なものなのかな。広々したロビーにテーブルと椅子が置かれてはいるけれど、開場を待つお客さんたちがゆっくり座れるほどの余裕はない。1階に降りてみたけど、事務所とキッズルームがあるのみ。結果、早めに到着したお客さんたちがたくさん、ホール入り口周辺に座り込んでいる…。

 ロビー開場されたけど、ロビーにも座れる椅子は少ない。そして、ロビー狭い。ようやく開場して客席に行こうと思ったら、非常階段みたいな階段を降りろだと? 

 劇団先行予約でゲットしたチケットはC列センター!客入れの音楽はandymori&AL。えーっと…どこから音が流れているのでしょうか。ホール内のあちこちに、小さなスピーカーが設置されているのが見えるけど、C列に座っていると、音が全部後ろの方で聞こえている…。これ、大丈夫か?ちゃんとせりふ聞こえるのか?と、余計な心配をしてしまう。

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「SIX」

SIX

 日時:2025年3月9日(日)12:00開演

 会場:梅田芸術芸術劇場シアタードラマシティ

 

 ”ヘンリー8世の6人の妻が歌って踊るミュージカル”と聞いて、ぜひ見たくなった。

 幸い大阪公演のチケットが取れたので、お寺巡り&古い友人と会うことを絡めて、1泊2日で関西へ。

 

 友人との待ち合わせの関係で、事前に上演時間を調べたら80分…会場もドラマシティーだし、ちょっと不安になる…。

 

 

 

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「ARE YOU HAPPY?」

高橋優 LIVE TOUR 2025「ARE YOU HAPPY?」

 日時:2025年3月2日(日)17:30開演

 会場:福岡市民会館

 

 数日前、所用で書店に行った。少し待たされたので、待ち時間に”演劇とお笑い”という文字が表紙に踊るシティ情報ふくおかを見かけて、手に取った。福岡市民会館が3月23日に、ついに閉館になるらしい。最後のライブコンサートが行われるのは3月2日の高橋優だという。…高橋優⁉

 

 私が初めて高橋優を知ったのは、NHKのドラマ「下流の宴」の主題歌「誰がために鐘は鳴る」だったと思う。誰が歌っているのか気になって調べた。高橋優…ビジュアルが!私の好みにどストレート!なアコギを抱えたメガネ男子だった。その後、「桐島、部活やめるってよ」の主題歌「陽はまた昇る」や「みんな!エスパーだよ!」のオープニング主題歌「(Where's)THE SILENT MAJORITY?」で、その挑戦的な歌詞と歯をむき出して全力で歌う姿に完全にノックアウトされた。

 ライブのチケットは”残りわずか”……あるのか…。1日悩んで、結局買った。優さんに会いたいし、福岡市民会館でコンサートが見られる日はもう二度と来ない。市民会館にもお別れを言いに行かなければ。

 

 福岡市民会館に初めて行ったのは、たぶん高校の行事の時だった。その時は、友人や妹が舞台の上に立って歌っていた。高校を卒業し、福岡を離れ、時が経ってまた福岡に戻って、市民会館へは演劇の公演を観に行った。ライブにも行った。大ホールにも小ホールにも行った。練習室で行われる演劇のワークショップにも参加した。それから自分が市民会館を借りるようになり、舞台袖にも舞台上にも立った。練習室から舞台袖に行けることも知った。毎年ホールの抽選会に行くたびに、館長から「来年はないかも」と聞かされていたけど、ついにその日がやってくるのだ。

 

 天神から市民会館までの道のりにある須崎公園には、新しい福岡市民ホールがもうほとんど完成している。新しいホールの奥に見える緑色の屋根を目指して歩く。

 開場時間ちょうどくらいに到着したら、駐車場はもう満車で、ホール入り口からぐるっとホールに沿って、駐車場の出口まで入場者の列が伸びていた。並んでいるお客さんは男女半々くらい。意外と私と同世代の方々も多くて、予想していたよりも年齢層が高かった。私は列に並ばずに小ホールの入り口や搬入口を見て回る。いろんな思い出が頭に浮かぶ。ホールが開館したのは昭和38年。会館してから61年が経つそうだ。

 ロビーに入って、とりあえずNEW ALBUMを買った。今回はアルバム引っ提げてのツアーだから、たぶんアルバム全曲やるだろうし、ライブ終わって家に帰ったら絶対復習したくなるだろうから。会場特典でサイン入りのチェキをもらった。メガネなしで秋田犬?のぬいぐるみを手にした優さん。メガネなくてもいい男だね。くるんとした大きな目が好き。

 ホール内に入ると、舞台上には空港にある出発案内ボードみたいなものが光っている。私の席は最後列。オペラグラスでボードに流れる文字を観ながら開演を待つ。客入れの音楽は”幸せ”をテーマにした選曲らしく、「365歩のマーチ」とか「幸せな結末」「風をあつめて(BYはっぴいえんど)」等々。最後は「しあわせなら手をたたこう」。客席は、1番では手を叩き、2番では足を鳴らして、3番ぐらいになるとだいぶ戸惑って笑いがもれていた。

 開演。

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「ぼくのお日さま」

ぼくのお日さま

 日時:2025年2月15日(土)

 

 公開当初からとても話題になっていたけれど、観ていなかった映画。出張で長距離の飛行機に乗ったら、機内のエンタメサービスで上映されていたので、観ることができた。とても良い映画だった。出張から戻ってきたら、各賞を受賞していた。観られてよかった。

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「天保十二年のシェイクスピア」

天保十二年のシェイクスピア

 日時:2025年1月12日(日)17:00開演

 会場:博多座

 

 2020年に高橋一生主演で上演され、コロナのため東京公演の途中で上演中止になった作品が、浦井健治主演で帰ってきた!健ちゃんは2020年版ではきじるしの王次を演じていたが、今回は一生くんが演じていた三世次へキャスト替え。

 私は2020年版の公演を観た。その前に、劇団☆新感線が上演した三世次=上川隆也、王次=阿部サダヲ版も観ている。だからもういいかなぁ…と思っていたが、市政だよりを見て半額チケットに応募したら当たってしまった…。行くか…。

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「next to normal」

「next to normal」

 日時:2025年1月5日(日)12:30開演

 会場:博多座

 

 2025年の観劇初めは博多座から。「ガイズ&ドールズ」のミス・アデレイドで一目ぼれした望海風斗さまにお会いしたくて、チケット購入。

 全篇歌で綴られるザ・ミュージカル。ポップでロックな音楽にのせて語られる物語は、なかなかにヘビーだった。

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「聖☆おにいさん」

聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンvs悪魔軍団

 日時:2024年12月26日(木)

 会場:ユナイテッドシネマキャナルシティ13

 

  朝ドラ「虎に翼」を楽しく見ていた。第1回の冒頭から登場し、大好きな甘いものを食べようとするたびに寅子に邪魔されていた、松山ケンイチ演じる桂場さんのツンデレっぷりが可愛らしくて面白くて好きだった。そんな松山さんは、”思うところあって”放送中は一切「虎に翼」のオンエアを見ておらず、放送終了後に一気見してXで実況していたらしい。そんな松山さんのXを覗いてみたら、12月に公開される映画「聖☆おにいさん」で、松山さん演じるイエスが「Twitterのフォロワーが10人しかいない」みたいな設定なので、増えすぎたフォロワーを減らしたいというキャンペーン?を始めた。その顛末がめちゃくちゃ面白いことになって、映画も公開されたら観に行こうと思っていた。

 「聖☆いにいさん」は、漫画も読んでいたし、ドラマ版も観ていたので、映画も見に行くつもりだった。だって、キャストがすごい。賀来賢人、神木隆之介、勝地涼、岩田剛典、窪田正孝、仲野太賀、そして藤原竜也。もう、好きな俳優ばっかりで、ビジュアルだけでおなかいっぱいな感じだ。

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「て」

ハイバイ20周年「て」

 日時:2024年12月29日(日)14:00開演

 会場:下北沢本多劇場

 

 「て」は、2008年初演。私は2009年に北九州芸術劇場で上演された再演を見ている(らしい)。その後、2013年と2018年に再演されており、今回は岩井さん自身の演出による”最期の「て」”と銘打たれている。

 2013年版も北九州で観たような気がするんだけど、記録がない。先日、岩井さんが福岡に来られて、「て」の上映会が行われた。その時の映像は2013年版だったのかな?

 

 終演後、今回の上演台本も販売していたのだけれど、どうしても合わせて「夫婦」を読みたかったので、2018年版の「て」「夫婦」を収録した戯曲本を購入。上演記録と母・岩井通子さんのエッセイが収録されていて、良かった。

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

「モンスター」

モンスター

 日時:2024年12月14日(土)16:30開演

 会場:南市民センター

 

 風間俊介主演の4人芝居。会場は南市民センター。なんでそんなところで…?12月はいろいろ忙しいし、風間さん以外は知らない人だし、行かなくてもいいかなと思っていたが、脚本が「エブリ・ブリリアント・シング」のダンカン・マクミランということで、がぜん興味を持った。チケットも手に入れられたので、楽しみにしていた。

 

 南市民センターは大橋駅から徒歩10分ぐらいということだったが、寒いし、薬院駅から西鉄電車ではなくバスで行くことにする。渡辺通まで行き、のんびりぶらつきながらFM福岡前へ行き、バスを待つ。…が、来ない…。やばい。間に合わない。一緒にバス停にいた方と「バス来ませんね…」と話していたところ、その方がタクシーを捕まえるというので、相乗りさせてもらうことにした。が、結果その方にご負担をお掛けすることになり、大反省。申し訳ありませんでした。ありがとうございました。いただいたご厚意は、世に還元させていただきます。

 

 南市民センターに到着。ここか…!新築された新しい図書館と練習場とホールがあった。入ってみるとホールはたいそう立派で、西鉄ホールを大きくしたような感じ。800人くらいは入れるだろうか。残念ながら客席には空席が目立つ。後ろ10列くらいは黒布で覆われていた。ステージは横幅が広く、天井が白くて明るい。お客さんが少ないせいか声がよく響いて、演劇向きではないかもなぁと思う。今後使われることはあるのかなぁ。

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

«「七人の部長」