「遠州の葬儀屋」
「遠州の葬儀屋」
日時:2007年9月11日(火)19:30開演
会場:ぽんプラザホール
ホールに入ってまず、船内の一室と思しきセットがすごい!照明や音響も、きちんと作ってあって、すごくよかった。プロのお仕事・・・だよね。お金もかかっているのでしょう。
『相対的浮世絵』も『地獄でございます』も“死”の匂いがする作品だったけれども、これは“葬儀屋”をネタにしたお芝居。
土田さんが以前どこかで「嘘をつくのが好き」と言っていたような記憶があるのだが、演劇なんてみんなそうだろうけれど、特に土田作品は、嘘の重ね塗りと言うか、「そんなバカな」と言わんばかりの出来事が次々に、しかも当然のように起こる。ええ~?そう来るか、みたいなせりふを、飄々とした役者たちにさらさらと言われると、どんな突拍子もない方向へ物語が展開していこうとも、「あ、そうなんだ」と妙に納得させられてしまう。しかも、葬儀屋さんたちが爆笑する芝居ですからね、一歩間違えば不謹慎ですよ。ただ、それを観客に納得させるためには、たぶんきちんと土田世界に入り込んだうえでせりふを喋る必要があって、それができるかどうか、役者の力が大きく試されると思った。
初日ということもあってか、場面によってはうまくかみ合っていない場面もあったように思えるけれど、いい役者が揃っているし、楽日に向けて良くなっていってほしいと思いました。
個人的に、最も土田世界にはまっていたと思えたのは阿部役の坪内守さん。あと、いっちゃった感じの船長・瀬口さんも、頑張っていた。ひとりだけ超年上だった鈴木さんのテンション高い感じもさすがだった。
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コメント
これはもしかすると、客より出演者本人たちの方が
いいオミヤゲもらってるかも知れない公演だねぇ。
いい芝居だったと思うよ、うん。
装置もシックだしね。
さすが、一週間立て込みっぱなしは気合が違うね。
イスとテーブルは『すべての犬は』の使いまわしかな?
なーんか見覚えが。違ったらすまん。
投稿: マヤK | 2007/09/15 00:39
イスとテーブルは『すべての犬は…』のでは無いですねぇ。残念ながら。
投稿: うざくぼん@兄弟船 | 2007/09/17 17:20
>マヤKさま
うん。きちんと物語世界になじんでキャラをたてた上で、独特の土田節のせりふを喋らなければならないという点で、ものすごく役者に力を要求される芝居だったと思います。何ヶ所か、土田脚本のうそっぱちに「んん?」っと気付かせてしまった場面もあったと思うのですが、まあ合格点かな、と。
舞台美術は京都の方らしいですね。京都は舞台美術家の人材が豊富だなぁ・・・。
>うざくぼん@兄弟船さま
おおお!お疲れさまでした。
数々のネタ、すっげーつまんなかったですよ(笑)
芝居屋コロシアムの装置も、すっげー楽しみにしております。
投稿: SUN CHILD | 2007/09/17 22:28
>うざくぼん@兄弟船さま
や、これは失敬。違いましたか。
楽日終了後、ぽんプのロビーできららの寺師氏としゃべってたら、役者衆はみんな「六時から打ち上げですー」と去ってゆくなか、腰にガチ袋下げて奔走するお姿を拝見しましたぞ。
芝居が終わった後は兄弟船モードなんだなあ、とか思いますた。
ときに、「何でそんな簡単なことに気づかなかったのだろう」なハンドルの由来が、私まだ解けませぬ。
>さんちゃ様
西田聖氏は、MONO『相対的浮世絵』で、細い角材びっしり立てて葦原みたいのを作ってた人ですよね。
ニットキャップの『お彼岸の魚』も、この人でした。
投稿: マヤK | 2007/09/19 23:57
西田聖さんは、奥村泰彦さんからMONOの舞台美術を引き継いでいらっしゃる方ですね。
元々は松田正隆さんが主宰していた「時空劇場」の役者さんで、
『紙屋悦子の青春』では、去年の映画化では小林薫さんがやっていたヒロインのお兄さん役でした。
ちなみにM.O.Pでの『遠州の葬儀屋』初演の美術は奥村さんでした。
投稿: 中尊寺春彦 | 2007/09/20 00:24
>中尊寺さま
西田さんも役者だったのですね。うざくぼんさんのような方がたくさんいるわけだ。
>マヤKさま
私、わかりましたよ~<うざくぼんの由来
投稿: SUN CHILD | 2007/09/22 07:19