「座布団一枚の哲学」
非・売れ線系ビーナス「座布団一枚の哲学」
日時:2007年6月17日(日)18:00開演
会場:博多南駅ビル内多目的オープンスペース
ギリシャ時代の哲学者たちが、座布団一枚、板の上。
いろんな落語が出てきたらしいですが、元ネタを知らなくて、あんまりにやりとすることが出来ませんでした。つーか、見る人が元ネタを知らなくってもにやりとかくすりとか笑わせなくてはいけなかったと思います。だって、落語なんだからさぁ。
あと、哲学者たちも、名前くらいは知っていてもどんな人か全く知らなかったので、いや、そのせいかどうかはわからないのだけれど、話が読めなくて困りました。
いろんな話を下敷きにしつつ、最終的には自分の芝居を見せる、という野田秀樹的作劇は、たぶん野田秀樹が大好きであろう田坂さんのやりたかったことだと思うのですが、見ているほうとしては、落語もギリシャ哲学者も田坂さんもすべて見えにくかったです・・・。
それでもなお、私はもう、これを演劇界のお話ととってしまったのですね。
演劇界にもカリスマ的存在の師匠がいて、意図してかしないでか、なんとか亭一門に入門するみたいに、その芸が受け継がれている。ラストは座布団の塔。やっぱり登るんだ。高い塔の上には何があるのか。男たちは何を目指して塔に登るのか。行き着いた先は悪妻の膝枕?ぴしゃりと怒鳴られて、おあとがよろしいようで。
光安さんは相変わらずカミカミでしたが、いい役者さんだよなぁということを再確認。
大竹くんはなんだかどうもMキャラですよね・・・。いつもいじめられてる感じがします。
非・売れの役者たちはすごく早いせりふでもきっちり伝えられるので、芝居のテンポが上がって気持ちよい。だから長い芝居でも何とかもつんだな。
林良子さんがいつもとちょっと違う雰囲気でかわいい。
木村佳南子さん、グラマーですね。
ここの女優さんたちはみんな可愛くて、うまくて、すごく好きなのですが、どうも個性が感じられないというか、色がないというか、幅が狭いというか。惜しいなぁ。もっと化けて光りそうなんだけど。
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