「お彼岸の魚」
ニットキャップシアター「お彼岸の魚」
日時:2007年5月18日(金)19:30開演
会場:ぽんプラザホール
ニットキャップシアターは初見。
なんとなく、パフォーマンス系なのかなぁと想像していましたが、会場に入るとそこには団地のリビングが。ん?でもなんかおかしい?あ、ななめになってる・・・(うまく説明できん)。
京都の劇団ですが、京都といえばMONOとか八時半とか松田正隆さんとかを想像して、ああ、ここもなんとなく京都っぽいかも。
母親の失踪をきっかけに、10年ぶりに帰郷した娘。
そもそもその娘が、10年間行方不明だったという。
隣人、友人をまきこんで、夢か現実か、不思議な世界が展開。
窓から覗く巨大な大仏の頭は、いなくなった母親なのか?
それとも私を存在させる、まなざし?
「私を私にしているのは、実は他者である」ということには、けっこうずきんときた。
そうなんだよなぁ。わかってはいるのだけれど、他人と距離を置いて、自分ひとりで存在しているかのような気分になりがちな私。
早良美智子もそんな人だったのかな。そして、だから、気付かないままに友人に“ひどいこと”をしてしまったのかな。
人間は都合の悪いことはいとも簡単に忘れてしまい、記憶を自分に都合よく改ざんしてしまうらしい。平気で嘘をつく(ように見える)人たちも、本人にとっては、それは全く真実なのだろう。
「誰かの記憶に残ることで、人はいつまでも生き続けることができる」
というようなせりふを、ここ数週間の間に何度も聞いたのだけれど、誰かの記憶に残ることって幸せだよね。
後半のしっちゃかめっちゃかな演出がけっこう好きだった。あれは簡単には出来ませんよ。
長沼久美子さん目当てで見に行った所が大きかったのですが、期待通りかわいらしくてパワフルで素敵でした。
個人的に、客入れをなさっていた劇団のプロデューサー=門脇さんが大変印象的でした。その素晴らしい客入れ技術とよく通る声でのご挨拶。受付周りはみんな財団の方だったので、「この人、財団にいたっけ?」と思ってしまいました。舞台にも立っていらっしゃいましたね。
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コメント
♪わたーしはー、サワラー
♪「魚」に「春」~~
あそこで歌に突入しちゃう感性が、たまらんですな。
投稿 マヤK | 2007/05/20 08:57
後半の盛り上がり方、良かったですよね~。
ああいうのが好きな私って、やっぱり古い人間なのかなぁ。
投稿 SUN CHILD | 2007/05/20 19:08