「朧の森に棲む鬼」
「朧の森に棲む鬼」
日時:2007年1月3日(水)12:30開演
会場:新橋演舞場
あけましておめでとうございます
劇団☆新感線が、新橋演舞場の正月公演ですよ。
しかし、この公演があることを知らなかった。ひょんなことから公演があることを知り、千葉県の方から譲っていただいたチケットで、2007年初観劇は演舞場。ならばと着物で観劇に出かけました。
新感線が市川染五郎をフューチャーしての“新感染”公演も今回で5作目。初めて舞台で見た頃は細~くて華奢だった染五郎さんも、すっかり貫禄がついてきました。立ち姿は美しく、刀に振り回される殺陣さえもびしっと決まっていて、やっぱり花形スターなのです。
何の前知識もなく劇場へ。
花道から飛び出してきたのは、いつものかっちょいい染さまではなく、貧しい農民みたいな姿。
ーと思っていたら、真っ白い森の妖精みたいな、女性3人が歌う。
あれ?・・・マクベスじゃん・・・?
口先だけでのし上がり、最高の権力を手に入れようとする男。・・・リチャード三世じゃん?
なるほどこれは、「シェイクスピア時代歌舞伎」なんだね。シェイクスピアだけでなく、酒呑童子で有名な大江山の鬼退治の話もベースになっているのだとか。
「ライ」という染さまの役名は、「源頼光(みなもとのらいこう)」から取ったということだけれど、副題にもなっている「Lord of the Lies」の「lie(嘘)」でもあるのですよね。
こんなことを観に行った方々とあーだこーだと語れるときっと楽しいのでしょうが。
冒頭から雨が降り、衣装もモノによっては歌舞伎っぽい。殺陣あり、お色気シーンあり、歌ったり踊ったり、最後の水場まで、とにかくスペクタクル! 贅沢に和洋折衷てんこ盛りで、もうおなかいっぱいでした。400年前のグローブ座でも、歌舞伎舞台でも、こんな雑多で楽しく、ありえない世界が繰り広げられていたのだろうなぁ。“芝居”の本質に触れた気分です。
役者さん。
小須田康人さん。「酒は1ヶ月前から医者に止められている」というのはマジですか?
高田聖子さんは、意外に小柄。
真木よう子さんは低めの声がいい感じ。
古田さん。出番は少ないけど、細かいところで客席の笑いを取っていた。
阿部サダヲくん。よく体が動く。検非違使に取り立てられた金太が客席から登場するシーン、私のすぐ横を阿部くんが通っていきました。ぜんっぜん気づいていなかったので、びっくり。しかし、その後音響のトラブルで最後まで歌うことができず、アンコールでリベンジ、全部歌ってくださいました。
パンフレット(3000円)はお正月らしいでっかい紅白の紙手提げ袋に入っていて、カレンダーつき。カレンダーっていうより、ポスターですね。部屋に飾ってますが、なんつーか、魔よけ?
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