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2006/11/25

「いつも心に太陽'sを!」

ギンギラ太陽‘s大ギンギラ博覧会2006「いつも心に太陽’sを!」
 日時:2006年11月25日(土)18:00開演
 会場:西鉄ホール

 家を出てバス停へ向かう途中に気付いた。
 「カメラ忘れた!」
 芝居に行くのに、普通カメラは必要ない。むしろ入り口で預けなければならない場合もあって邪魔。だけど、今日は絶対カメラが必要だったのだ。

 開演15分前、のんびり会場入りしたら、大撮影大会が始まったところだった。会場にはまだお客さんがまばら。今回の私の席は2列目ど真ん中。“岩田屋さん”から“白黒テレビくん”まで、真正面から撮り放題!だったのに、じーっと座って撮影会を眺めるばかりでした・・・。それにしても、開演前に撮影会だなんて、かつてこんな芝居があっただろうか。
 ところで今回のパンフレットはかなりでっかかった。しかも真ん中に大きな穴が開いていた。すぐにわかった。真ん中の穴から顔を出して“西鉄バス”に変身できるスグレモノのパンフだったのだ!私と同年代のお姉さんたちが本当に楽しそうにバスになって、キャラたちとカメラに収まっている様子は、見ているだけでも本当に楽しかった。ああ、くやしい。今度からはカメラを忘れないようにしよう。それから一人で行くのは間違っていると痛感した。ギンギラはみんなで楽しくわいわいと観劇するのが正しい。

 さて、こうして始まった本編は「翼をくださいっ!外伝『幻の戦闘機 震電』」、『女ビルの一生』そして『お蔵出しスペシャル』の3本立て。

 某有名キャラクター“ねずみさん”と“ねこさん”の喧嘩に始まり、遊園地三兄弟が登場。そして、不景気の波に消えていったものものが次々と登場。爆笑しながら見ていたけれど、なんだか世の栄枯盛衰をひしひしと感じる。玉屋はもちろん、今では鴈の巣格納庫も寿屋もなくなり、到津遊園もダイエーホークスも、名前や姿を変えた。岩田屋だって、スーパーブランドシティーだって、博多駅だって、ねぇ。
 『震電』の物語には本当に泣けた。これがほぼ事実だということに、さらに泣けた。
 『さよならYS11』は、映画の上映。大塚ムネトさんが本当に鹿児島空港から福岡空港まで、YS11さんとなって飛んだ様子が映し出された。すごい・・・。YS11さんはセキュリティーゲートをくぐり乗り継ぎバスに乗り、タラップを上ってYS11に乗り込む。離着陸時を除いて機内でもずーっとYS11さん姿だったらしい。客室乗務員のお姉さんたちに頼まれて、機内で写真にも収まっていた・・・。そして、YS大塚さんは本当に楽しそうで、本当に幸せそうだった。
 『女ビルの一生』は、なんと約6年ぶりの再演だとか。私が最初に見たギンギラがこれ。西鉄ホールに入ったら、玉屋さんの葬儀会場だったっけ。

 ギンギラ太陽‘sの「ものがたり」には毎度毎度泣かされてしまうのだけれど、今回、ものがたりを創るのはひとなんだな、ということを思った。つぎつぎと使い捨てられ、消えてゆくものたちに、愛情を持っているからこそ、ひとはかたらずにはいられない。そしてそのものがたりに共感したり、そのものがたりを楽しむひとがいる。ひとはひとがかたるものがたりに心動かされる。
 「かたる」という言葉には、「仲間に入れる」「愛を交わす」という意味もあるのです。

 そして、最後の最後まで楽しい仕掛けが。
 会場のお客さんと出演者一同での記念撮影。
 もちろん、お客さんはみんな揃って“西鉄バス”に変身!400台の西鉄バスとキャストの楽しい写真は、12月中旬ごろにHP上にアップされるそうです。

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