「恋するマリールー」
非・売れ線系ビーナス「恋するマリールー」
日時:2006年8月2日(水)19:30開演
会場:博多南駅ビル2F多目的オープンスペース
うーーーーん。
なんだか納得がいかないのだ。
福岡市の各区同士の抗争とか、分裂する早良区とか、すっごくおもしろいねたが満載なのに、なんとも消化できなかった。これが恋愛とどう絡んでたのか。
いちばん核になるはずのタチバナとマリールーとまゆみの関係が良く見えなかった。周囲のカップルたちがあれだけべたべたして、見た目にああ、仲良しなのねってことがわかりやすかったのと対照的に。
まゆみはそんなにタチバナを縛り付けていたの?あるいはまゆみはそんなつもりじゃなくてもタチバナにとってどんなにうざい存在だったのか?そもそもまゆみってうざかったの?それとも実際はうざくないのにタチバナが勝手にうざいと思ってたの?タチバナって、そんなにマリールーが好きだったの?なんで???あれくらいのことで、ずっと閉じこもっていた部屋から出て行けるの?(ってか、タチバナってひきこもりだったのか!)じゃあどうしてホークスタウンには行けなかったの?病気ってそんなにひどかったの?人がふたり死んだから?なんか戦争状態になって、そのことに後押しされたから?
最後まで行き着いたときに、こんなふうにいちいち?がついてしまう。
ある人が、後半が雑だったと感じたとおっしゃっていた。ギャングママに提供したやつもそうだったけれど、前半におもしろそうなネタをさんざんばらまいておきながら、後半それがぜんぜん生きてこなくて、いきなり「はい、おしまい!」って言われてしまう。それが田坂流? 結論、「ええ?その程度かよ」と思わされてしまう。もったいない。
そんなわけで。
非・売れ線系ビーナスと私はどうも相性が悪いみたいだ。作家の想いがうまく伝わっていないからなのか、そもそも価値観が違うからなのか、それとも歳の差なのか。
それとも期待しすぎなのか。
ロビタ(←見ている間ずっと「のびた」だと思ってた・・・)とのチャットシーンが好きだった。あと急にさしはさまれる歌のシーン。矢ヶ部くん、声はいいけど歌は(略)
それから、パワフルな林さんがかっこよかった。あのくらいパワーがある人がふと切ない表情をするとなかなかぐっとくると思う。
あと、観に来ていた人のうち「すかんち」がわかる人はどのくらいいたのだろう?と、終演後の食事会で話題になりました。
ちなみに私は、ローリー寺西(現・ROLLY )と槙原敬之がいとこ同士だということは知っていますが、すかんちの曲はひとつも知りません。若者には人気の伝説のバンドなんでしょうか?
(あ~今、自分がローリー寺西を『ロックオペラハムレット』という芝居で見たことがあるという事実を思い出した~)
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