「間違いの喜劇」
「間違いの喜劇」
日時:2006年3月4日(土)18:00開演
会場:メルパルクホール福岡
「間違いの喜劇」を見るのは2度目。
最初に見たのはグローブ座カンパニー版で、アンティフォラス:山崎清介、ドローミオ:上杉祥三、エイドリアーナ:長野里美、ルシアーナ:加納幸和。(ちなみに当時は「子どものためのシェイクスピア」ではなかった)
加納幸和さんの足の美しさに見とれ、「なに?あの人は男?女?」と、その謎を解き明かすべく花組芝居の本公演にまで足を運ぶことになったという、さらに終演後のロビーで、鴻上尚史・大高洋夫・筧俊夫・京晋佑・西牟田恵・・・という第三舞台メンバーに遭遇して、どきどきしたという、思い出の舞台。
開演10分前、ロビーで楽隊の演奏が始まる。
ロビーにモニターが置かれていたので、客席からの登場シーンがあるだろうなーと思っていたが、案の定、冒頭は楽隊に導かれて役者たちがにぎやかに登場。最後にアンティフォラスを演じる小栗旬くんが走りこんでくる。客席にきゃ~!っと歓声が上がる。やっぱ人気者なのね>旬くん。ちょっと線が細くて、せりふをがなるのが気になりましたけど。
アンティフォラスとドローミオの二役は衣装以外に違いを見つけられなくて、むしろ混乱ぶりがはっきりしてよかったと思う。(グローブ座カンパニー版では、両弟を多少おっとりした人物にしていた)。ラストはどうなるかと思ったらやっぱり二人づつ出て来るんだ~似てると思ったら本当の兄弟なんですね。
エンディングの赤い糸は「縁」や「運命」を象徴していたのかな。蜷川さんらしい、にぎやかで美しいオープニングとエンディングでした。
役者さん。
高橋洋さん、よく動く。せりふも多いし、腹話術もしなきゃいけないし、たくさんぶたれるし、大変だったと思うけど、すごくよかった。
鶴見慎吾がなかなか素敵なエミリアでした。「タイタスアンドロニカス」のときはいまいち~な印象があったのだけれど、見事な女役。
イジーオンの吉田鋼太郎さんはさすがの存在感。
ルシアーナの月川悠貴さんは、どこから見ても女性。その美しい立ち居振る舞い、透き通る声。ほっそいし。でも胸はぺったんこ。
エイドリアーナは自己主張のはっきりした、かわいいおばちゃんのイメージ。内田滋さんは決して「きれい」じゃないけれど、とてもかわいくて魅力的でした。
この芝居、ロンドンのグローブ座で見たいなあ。あの小屋にとてもあっていると思う。土間に役者たちがどやどや入ってきて、芝居が始まるんだよ。きっとすごく猥雑でおかしくて楽しいと思う。
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