「ラブハンドル」
パルコ+サードステージ「ラブハンドル」
日時:2006年3月3日(金)19:00開演
会場:ももちパレス
毎回思いっきり笑って泣かせてくれる中谷まゆみ&板垣恭一コンビのシリーズ。
この芝居、女の子の言いたいことを言いまくった芝居だと思ったんですが、どうでしょう。
原田泰造演じる弁護士の言うことは、いちいち私の愛する男たちがかつて私に言ったことと全く同じでした。男のひとたちは、富田靖子演じる秘書や、長野里美演じる姉のせりふをどう受け取ったのでしょう。芝居では、去っていく秘書やサトミ先輩に対して弁護士は返す言葉もありませんでしたが、わがまま好き勝手に女どもに言われっぱなしですか、現実でも。
ラストシーンは女の子の夢だろうなあと思いました。あんなせりふ言わせてみたいよ。まあ、私は男の人たちにあんなせりふを言わせることができず、私の愛する人たちはもれなく私以外の女に最後のせりふを言わされたので、私は負け犬人生を爆走しているわけですが。
一方で石黒賢さん演じる恋愛ニート男に言いたい。
「好きならちゃんと好きって言え!」
ちょっと引いた位置からでもいいから、好きな人には最初っから最後まであきらめずに大好きだと言い続けましょう。好きじゃないって言われちゃっても、言い続けましょう。
まあ、そんなもん言えたら苦労はしないですね、はい。
全体的に第三舞台テイストが満載で(いきなりダンスとか、学生服で登場する夢の場面とか)まあ、楽しいといえば楽しい。
役者さん。
原田泰造さんは、以前テレビドラマで見て、その役者っぷりに惚れ込んでいた。今回も文句なし。
富田靖子さんはなんだかがんばりすぎ。長野里美さんもそうなんだけど、うますぎて、がんばりすぎて、時折から回りしているように見えてしまう。
石黒賢さん。私はテレビで見る彼があまり好きではない。なんだか男らしくて絶対的に正しい人の役が多くない?けれど、今回はちょっとなよっとした「いいひと」で、意外な面を見た気がしました。
小須田さん、最初から最後までおいしすぎ。ダンスシーンでは絶対に登場するぞ!と踏んでいたけれど、やっぱり楽しませてくださいました。
長野&小須田はあてがきかなあと思ってしまったのだけれど。
瀬川亮くん、かっこいい。
たかさきさんはチラシについて言及されていましたが、私はこのキャストが広い年齢層の集客のポイントだと思いました。小劇場でやるならキャストは弁護士・秘書・依頼人の3人でよかったと思うのですね。サードステージなら、長野&小須田+1だと思うのですが、大劇場でやるには集客が期待できないし、富田・原田・石黒を持ってきた。これで、男性とテレビしか見ない女性も呼べます。さらに瀬川亮を持ってきたら、ちょっと違う層のお客を呼べるんじゃないか、と。実際、客席の何割かは、朝ドラを見ているとおぼしきおばちゃんたちでした。んで、キャストが増えたから必然的に芝居も長くなっちゃったんじゃないかなぁ。
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