演劇小惑星ノミノスクネ「百萬年ノ孤独ヲ愛ス」
演劇小惑星ノミノスクネ「百萬年ノ孤独ヲ愛ス」
日時:2005年4月9日(土)15:00開演
会場:ぽんプラザホール
あなピグモ捕獲団に出演していた天野智範という役者、確かに上手な役者ではないかもしれないけれど、好きだった。
彼が作・演出を手がけたこの芝居、あまり期待はしていなかったけれど(失礼)期待以上に楽しめた。「家族の話」と聞いていたのだけれど、家族の話に様々なネタが絡み、ひとつの物語にうまくまとめられていた。何度も謎に振り回され、最後まで飽きずに見た。
イメージシーンがとてもきれいに出来上がっていた。レインコートみたいなのをかぶった人がたくさん出てくる場面とか、父親が死ぬ場面とか(もっとも、あれはあのまま消えられたら言うことなしだったのだけれど)。 一方で、家族の日常の場面がかなりつまらなく感じてしまった。必要な場面やせりふであったにもかかわらず、途中で退屈を感じてしまったのは、せりふや芝居にまだまだ洗練されていないところが多かったせいではないかと思う。あと、暗転も気になったなー。暗転なしでどうにか処理できたと思うのだけれど。
役者さんでは、後藤香さんがゲスト的な登場ではあったけれど、うまかった。うまい役者が出ると舞台が引き締まる。同じようにゲスト的登場だった渡辺琢磨さんは最近今ひとつ。福岡で結構長く芝居を見ていますが、役者があまり成長していないのがとても残念。長く見続けている観客として、役者が「化ける」瞬間を見たいのですよ。
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