改・FREE’ズ+「バンク・バン・レッスン」
ぽんプラザ火曜劇場改・FREE’ズ+「バンク・バン・レッスン」
日時:2005年1月10日(月) 20:00開演
会場:ぽんプラザホール
火曜劇場の第1弾。
改・FREE'ズ+は、二人の役者を中心に、公演の度に役者を集める方式で、今回が3度目の公演らしい。
脚本は高橋いさをのもの。エチュードで創られたものっぽかったけれど、こういうのを「メタフィクション芝居」とかいうらしい。まあ、ちゃんとした脚本を使えば、半分成功したようなものだ、と鴻上尚史も昔言ってた。
改めて。
演劇というのは、総合芸術だということを痛感した。
良くも悪くも、改・FREE'ズ+は役者集団だと思った。でも、役者だけでは演劇はできない。脚本は既存のいいものを使えばよい。けれど、役者のほかに、演出家と、音響スタッフと、照明スタッフと、舞台装置と、制作が必要。それらがみんなそれぞれいい仕事をしてこそ、いい演劇が出来上がる。もちろん、役者がその何役かを兼ねる場合もあるだろう。でも、今回のこの公演では、役者はあくまでも役者でありたいのだろうなと思った。でも、それじゃいい芝居はつくれない。
たとえば、舞台。役者の声の響き具合や足音が非常に気になった。今まで何度もぽんプラザホールで芝居を見たけれど、これほど残響が大きいことはなかった。舞台床、履物、壁の暗幕。そういったものでカバーされていたのだと思う。
たとえば、音楽。選曲があまりにも安直ではないかと。あんな有名な曲を使うと、イメージが大きすぎて、逆効果の場合もあるのではないかな。
いっておくが、これは今回の公演が悪かったということではない。よい脚本とよい役者が揃っているのだから、あと、よいスタッフを集めればもっとよいものができるのに、ということだ。FringeBlogの荻野さんの意見も然り、一人では演劇はできない。そして私は多分、演劇のそこに憧れている。
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