KOKAMI@network「リンダ リンダ」
KOKAMI@network「リンダ リンダ」
日時:2004年12月18日 14:00開演
場所:メルパルクホール福岡
やっぱり鴻上さんはいい!
あちこちの劇評でけちょんけちょんにけなされていても、私にとってはナンバーワンだ。
要するに、人間関係の話なのだった。あと、くだらないことを一生懸命にやることの素晴らしさ。目的は口実に過ぎず、ただ無意味なことをムキになってやること。たぶん私はそこにとても憧れている。自分にはできそうにないからね。
そして、劇中で歌われるブルーハーツの曲は、決して物語の中に埋もれずに、はっきりと「ブルーハーツ」の曲だった。私はブルーハーツのファンだったわけではないけれど、80年代のティーンエイジャーの生活の中には当たり前に流れている曲だったし、それとはまた別のところで、それぞれの曲に、それなりに思い入れがあって、泣きながら観た。
一番好きだったのは「キスして欲しい」のシーン。あのシチュエーションで、女の子たちにあの曲を歌われると、身にしみてせつないなあ。
松岡くんは最初それと認識できず。なぜなら意外に演技がうまく、よく声が通っていたから。ねちっこい歌声は好きになれなかったけど。山本耕史くんは、今回はコミカルなところも見せてくれた。北村さんはヘンですね。いや、褒めことばです。馬渕さんはうまい。最初西牟田恵かと思ったけど。SILVAはいい感じに年取ってたところがよかった。ああいう女優さんて、最近はあんまりいない気がするなあ。大高さんがいるだけで、そこはやっぱり第三舞台のステージになる。大人の切なさを一身に背負って存在していた。でもね、生きているのは若者も子どもも大人もおじさんも、みんな同じ。みんなそれぞれに戦いを続けている。
不満を言うとすれば、踊りの振り付けがいまいち。
ラストの「終わらない歌」が、なんと芝居にぴったりだったことか。
芝居は終わる。でも人生は終わらない。
よく考えてみれば、何も解決せず、誰も幸福ではなく、けれども最高に楽しかった。できれば客席で立ち上がってタテノリでジャンプしながらこのエンディングを迎えたかったけれど、誰もしてなかったのでできませんでした。
| 固定リンク
![: せりふの時代 2008年 02月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/11iN4Ory%2BqL.jpg)






コメント
こんにちは、はじめまして。突然失礼します
「リンダリンダ」自分もみて、面白かったので、おもわずコメントしました。
自分も、つたないですが日記をつけていまして、そこに感想を書いたりしていますので、もしよかったら「リンダリンダ」の感想だけでも読んでみて下さい。
それでは、失礼します
投稿 かおり | 2004/12/28 17:47
>かおりさん
コメントありがとうございます。
blogも読ませていただきました。ついでにトラックバックもはっちゃいました。
歌って、たった5分かそこらで聞く人それぞれに物語を作ってしまうからすごいですよね。
今後ともよろしくお願いします。
投稿 SUN CHILD | 2005/01/04 23:40
トラックバックありがとうございます。
私もよく芝居や映画をみにいきますので、ちょこちょこ感想を書くと思います。
こちらこそよろしくお願いします。
投稿 かおり | 2005/01/06 02:48